三木鉄道

みきてつどう

兵庫県にて2008年まで運営していた第三セクター鉄道。現在は廃線。

概要

特定地方交通線第1次廃止対象として選ばれた、国鉄三木線を1985年4月1日に第三セクターとして転換開業した。厄神駅～三木駅間の6.6km。しかし第三セクター転換後も乗客の減少が続き慢性的な赤字となり、また、経営支援を行ってきた兵庫県三木市の財政状況も悪いことがあって、2007年に三木線全線の廃止を正式に決めた。その後2008年4月1日、路線廃止となった。

車両は開業時は2軸レールバスである「ミキ180形」を使用してきたが、老朽化が早く、1998年以降はボギー車である「ミキ300形」を導入。ミキ300形の3両は路線廃止後、他の第三セクターへと散らばっていった。なお、ひたちなか海浜鉄道譲渡車は車号が変わっていない。

• 三木鉄道ミキ300-103　⇒ひたちなか海浜鉄道ミキ300-103
• 三木鉄道ミキ300-104　⇒北条鉄道フラワ2000-3
• 三木鉄道ミキ300-105　⇒樽見鉄道ハイモ295-617

余談

ミキ300形は、アニメ「のんのんびよりりぴーと」1話にて出演する快挙を達成している。しかしながら、登場した駅が「JR只見線の柿ノ木駅(2015年3月14日廃止)」であり、三木鉄道や車両の譲渡先の3社とは全く関係のない路線である。どうしてこうなった。

関連項目

鉄道　兵庫県　第三セクター・第3セクター　廃線