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トグサの編集履歴

2016-01-17 06:09:08 バージョン

トグサ

とぐさ

トグサとは、漫画・アニメ『攻殻機動隊』のキャラクター。

概要

CV:山寺宏一 / 新垣樽助(ARISE)/ 鈴置洋孝(PSゲーム)


公安9課に所属。9課のメンバーの中では唯一の妻帯者。

元警視庁捜査一課特務班の刑事。

元刑事ということもあり、情報収集能力、推察力、直感力に優れている一方、正義感の強さから犯罪に対して激情にかられる事も多い。

バトーとコンビをよく組むが、彼とはしばしば口論が絶えない間柄である。


メンバーの中では身体の義体(サイボーグ)化率が最も低く(通信のために脳の一部を少し電脳化している程度)、超人揃いの公安9課の中では戦闘能力は高くはない。

本人もそれをややコンプレックスに感じているきらいがあり、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』では隊長の草薙素子に「何故自分のような者を引き抜いたんだ?」と問う事があった。それに対し素子は「お前のような奴だからよ」と回答している。

別の理由として同様のユニットのみで固めることで生じる組織の硬直化を防ぐ意味からもトグサのような人員が入れられていることが語られている。


攻殻機動隊S.A.C』では正義感の強さや人情家の面がより強調して描かれており、物語の根幹となる『笑い男事件』では9課が介入するきっかけを作る等、ある意味「もう一人の主人公」として活躍する。

『S.A.C SSS』では荒巻大輔の判断により9課の体制の変化と共に9課の隊長に就任している。

経験を積んだことで幾分落ち着いた性格となっており、バトーら先輩達や新人メンバーに対して的確な指示を出し9課を引っ張っている。

どの程度かは不明だが義体化している。

素子が9課に戻った後はどうなったかは不明だが、隊長職はそのまま継続していると思われる。


『ARISE』シリーズではborde1、3、4に登場。1,3では新浜署の刑事として事件にかかわっていくことになる。

『border1』ではマムロ中佐殺害に繋がる娼婦殺しの事件を単独で追っており、素子がひそかに流した情報から第六演習場にたどりつく。そこで素子、バトー、(のちに荒巻、パズとも)と出会い、接点が生まれた。演習場のフェンスをよじのぼるのに手間取ってしまうなど、生身の一刑事らしい側面がうかがえる。ちなみに、派兵経験のあることが明かされている。


『border3』では先輩の刑事・水城ナオハルの死と、彼が素子の恋人で義体技師であるホセアキラの名刺を所持していたことをきっかけに事件に関わることとなった。


『border1』では自走地雷や陸軍のサイボーグ相手に動揺するなどの描写が多かったが、border3では連続爆破事件とクザン企業との関わりにすぐ気が付く、現場に残っていた弾丸から水城殺しの真犯人にたどりつくなど非常に有能な刑事らしい一面が描かれている。

ホセアキラを事件の参考人としてマークした際、恋人である素子からは反発を受け、胸倉をつかみあげられてしまうが、それでも毅然と己の意見を述べるなど刑事としての矜持は高い。


妻が出産を控えており、border3のラスト、破水を電話で聞かされた際には素子のスカウトの最中であるにも関わらず慌てて走って去っていった。


『border4』において九課の一員として登場。父がすでに故人であることが明かされた。ツダ・エマに一時疑似記憶を埋め込まれ、操られてしまう。


性格

正義感溢れ情に厚い性格。卑劣な犯罪に対して怒りや憤りを見せたりすることが多く、SACでは表向き9課が解散させられた際に義憤から事件の黒幕を襲撃しようとしてバトーに止められたり、辞表を出してまで真実を明かそうとしたこともある。

実直なところもあり、罠に嵌められて逮捕された際は正々堂々裁判で戦おうとした。


敵味方含めてあまり普通とは言えない感覚を持つ人々が多数登場する本シリーズにおいて、比較的常識的な人物であることから物語の狂言回しとしての役を担うこともある。


家庭

上述したように結婚しており、子どもも2人(長女と長男)もうけている。9課メンバーで唯一家庭が描かれているキャラ。家族仲は非常に良好で、毎日欠かさず連絡を取っており、子どもの寝顔を送ってもらっているなど溺愛している。

家族には民間の警備会社に勤めていると嘘を付いており、罠に嵌められて裁判沙汰になった際も9課の事を隠し通した。妻も多忙で危険な仕事をするトグサの事を理解し支えている。

『S.A.C SSS』では荒巻ができなかった家族に本当のことを打ち明けることをした模様。


イノセンス』では人間と人形(ロボット)の関係について独自の哲学を持つ検死官ハラウェイに「子育てとは実は人形遊びの延長上のものではないか?」と言われた時は、「子供は人形ではない」と言葉を荒らげて激昂する一幕も。


銃にこだわりを持っており、マテバを愛用する。

作品によって扱うマテバは異なり、S.A.C.シリーズではM2008(本来の名前はMateba 6 Unica)とM2007(本来の名前はMateba 2006M)スナブノーズ、劇場版GITSではM2007、イノセンスではM2007のバレル上下にマウントを付ける、バレル上部のウエイトが調整可能なる等の改造が施されたものになっている。

SSSでは公安9課の隊長という立場もあってか、マテバを携行していても9課の新制式採用拳銃であるオートマチックのセブロM10を使用している。

ARISEではショートバレルのM2008を使用している。


その他

神山監督曰くトグサの正義が成長した先が荒巻の正義とのこと。

また、笑い男ことアオイはトグサの昔の姿を想像して形作られたという。


アオイの青臭い正義→トグサの成長途上の正義→荒巻の立ち枯れない正義


調査の際にタチコマが同行することは多いが、アニメ本編ではタチコマに搭乗したのはSSSの一度のみとなっている。


関連タグ

攻殻機動隊 公安9課

草薙素子 バトー 荒巻大輔 イシカワ サイトー パズ ボーマ タチコマ プロト

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