概要
ポケモンはレベルが上がると能力が上がって強くなっていくが、その上昇具合に関わる概念として「基礎ポイント」がある。努力値とも呼ばれる。
ステータスごとに割り振られるため、育成する上で重要な要素となっている。
1匹につき振れる上限は510まで、1つの能力につき252まで(第五世代までは255)である。
またス少なくとも4振らないとステータスに影響しないため、実質を為すのは508までで、実質残りの2は切り捨て扱いになる。ガチの育成をするのなら当然基礎ポイント調整も全て4の倍数前提で行われる事になる。ちなみに1つの能力に252振る事を全振りと言うが、玄人になると複雑な計算に慣れてだんだん避ける傾向にある。
第4世代以降は510全部を振り切っているか判断し「もっとがんばってみて」「がんばったね」のセリフで分かりやすく教えてくれたり、全部振り切ってるとがんばリボンをくれる人物が必ず登場する。
基礎ポイントの稼ぎ方
敵と戦って倒す
最も一般的な方法。敵ポケモンを倒すと、その種類に対応したステータスの基礎ポイントが入る。
要するに戦った数だけ強くなるということ。努力値とも呼ばれるのはこのため。
倒して得られる基礎ポイントの種類や上がり具合はポケモンの種類にのみ依存するため、同じ種類のポケモンを倒し続けると上げたいステータスが上がりやすい。
きょうせいギプスやパワー系を持たせる事で効率をさらに上げる事もできる。第六世代からはがくしゅうそうちの仕様変更により、育てたいポケモンは戦う必要すらなくなった。
ちなみに、メイン画のヒトモシの基礎ポイントは特攻+1。第五世代のBWでは出現場所のタワーオブヘブンが他に同じく特攻+1のリグレーしかいないため、廃人達に絶好の特攻基礎ポイント稼ぎスポットとしてたくさん利用された。ヒトモシに限らず廃人達の間ではその場所の出現ポケモンや持ってる基礎ポイントなどの条件が整えば頻繁に発生しうる事態である。
特定のアイテム
特定のアイテムをポケモンに投与すると、対応するステータスの基礎ポイントが上がる。
対応は以下の通り。
これらはいずれも店で売られているが、一つ9800円と値段が高いので注意。
なお、初代(赤緑)のみマックスアップは非売品である。キトサンに至っては初代が特殊が特攻・特防分離前だったため第二世代からの登場である。
道場(ジョインアベニュー)
ポケモンBW2にのみ登場。金額が高ければ高いほど特定の能力に努力値を多く振ってもらえる。すれ違ったロム(ブラック、ホワイト、ブラック2、ホワイト2)によりどの能力にどれほどもらえるかのメニューが大きく異なる。なお、ホワイトとはすれ違ってもメニューが補完されないので注意。
スパトレ
第6世代から登場。
スパトレでは上がるステータス別にステージが用意されており、ミニゲームをこなすことで基礎ポイントが入る。
またガンバロメーターではそのステータスに入る基礎ポイントの最大値に対しどのくらい基礎ポイントが入っているか確認できる。
基礎ポイントの振り方の工夫が必要な事例
岩タイプが4倍弱点のポケモンがステルスロックを警戒する場合や、とびげり/とびひざげりを使うポケモンを対戦で使う場合、割合ダメージを考慮して最大HPが奇数調整されたり、みがわりを駆使してHPが減ると消費される木の実を安定させて発動させるために最大HPが4の倍数に調整されたりすることがあるが、この際は基礎ポイントの割り振りを工夫して最大HPを調節する。