※第18話のネタバレを含んでいるため閲覧注意。
概要
アニメ『おそ松さん』の第18話Bパートの話。
第18話の3分の2をこの話が占めている(残り3分の1は「じょし松さん」)という、レンタル彼女回程ではないにしろ、少し長めの話になっている。
タイトルからすると「イヤミメイン回」と思うかもしれないが、内容的には「イヤミが優遇されたオールキャスト出演回」という方がしっくりくる話である。
さらに「ただでさえ濃いメンバーが大集合」「その連中が主役を奪う戦いという生々しい状況」「死ネタ→復活のオンパレード」等々、通常時より過激なギャグとカオスっぷりが半端ないことになっている。
ネタバレ注意→イヤミカート
ストーリー
しかし、時代の流れ(&六つ子の個性が強まった)からか、「おそ松さん」ではめっきり出番が減ったため、彼はそのことを不満に思っていた。
※そもそも「おそ松さん(おそ松くん)」だから、おそ松(&六つ子)が主役であるべきでは?とツッコんではいけない。
そこで彼は六つ子たちから主役の座を取り戻すために主役争奪レース『イヤミカート』を開催する。
余談
- 第18話では2クール目では2番目のゲスト声優を起用しており、「実況」の声を古川登志夫氏が担当している。
- 本作のパロディ元と思われる「チキチキマシン猛レース」にて、日本語版のマシーンの名付け親は「おそ松くん」の作者(つまりおそ松さんの原作者)、赤塚不二夫氏である。
- 作画スタッフにアクションに定評がある松本憲生氏などを始めとしたメンバーを起用&人数自体もいつもの放送より倍近く多く、ある意味スタッフの本気を感じさせる作りになっている。
- サイボーグイヤミとおそ松の戦闘シーンで、出っ歯を発射する時にべしが、爆発に紛れほんの一瞬だけケムンパスが登場する。しかし本当に一瞬だけである為、恐らく本放送時に気付いた視聴者はほぼ居ないと思われる。
- 十四松が球場に送り届けていた野球選手はユニフォームや背番号から、DeNAベイスターズの山崎康晃選手がモデルではないかとファンの間で推測されている。
- 原子分解光線であらゆるキャラクターが抹殺されるシーンがあるが、生存者も相当数居た模様(おそ松、十四松、アナウンサーなど)。この話のスケールからして、「東京都赤塚区」周辺だけがターゲットだったか?もっとも、ただでさえギャグアニメの壮絶カオスギャグ回なので、真面目に考察するのも野暮というものであろう。
関連イラスト
※この回の特性上、稀にグロいイラストもある。