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T-14の編集履歴

2016-02-16 02:04:11 バージョン

T-14

てーちぃとぅるなっつぁっち

ロシアが開発した第4世代主力戦車

脱T-34系譜

T-14はそれまでのソ連・ロシア戦車からの脱却のためにまったく異なった設計がされてる。
特に問題だったのが居住性である。ソ連戦車は伝統的に車高を低めに抑える傾向があった。コレは戦闘時に被弾率を下げる目的があったのだが、そのせいで居住性は最悪といっていい(ロシア人には体格が大きい人が多いのも付け加えておく)。そのため、車体はT-90より大型になり、車高も3m級になった。
またエンジンは第二次世界大戦時に開発されたT-34から4ストロークV型12気筒ディーゼル・エンジンを採用しており、その発展も21世紀に入り限界に来ていたのである。T-14のディーゼルエンジンは馬力は1500~2000馬力を出すといわれている(T-90のV-84-MSではエンジン出力840~1000馬力)。

第4世代のひとつの道しるべ

俗に戦後第4世代主力戦車と呼ばれるものはT-14登場以前は日本の10式戦車のみといわれており、第4世代は小型化になるとの意見も軍事業界ではあった。

戦後第3世代主力戦車が1980年代に西側諸国で登場して以降、当時のソ連も対抗するためT-80T-64ベースで開発したものの、当時の経済不況と国の財政難によってより安価なものが求められたそのため、T-72の改良型としてT-90が登場したが、1991年12月にソ連が崩壊し、量産車の登場が翌年になる。
しかし、どちらも当初は対抗馬とはなりにくいと考えられていた。実はソ連戦車は複合装甲や125mm滑腔砲を採用しているものの電子機器に関しては西側の2.5世代並みと言われており、西側からはソ連戦車を2.5世代主力戦車と捉えられていた。

ソ連崩壊後のロシアでも財政的な面から現代化はあまり進まず、新型戦車の開発などやっている余裕は乏しかった。それでも細々と開発は行われ20世紀の終わりごろには正真正銘の第3世代オブイェークト195(T-95)が開発され、2009年以降の量産化に向けた開発が進められていたが、2010年4月主に予算面の問題から開発計画を断念すると発表した。

既存車の改良もソ連崩壊でT-64/80シリーズを製造していた工場はウクライナのものとなり、ロシアはT-72の発展型であるT-90をメインに改良していくしか選択肢はなかった。地道な改良を続け、2007年にはそれまでの装甲、エンジン、火力を向上させたT-90Aが登場したものの相変わらずT-72の改良型でしかなかった。

新型戦車開発「アルマータ計画」はそんな中行われていたが、詳しい内容はわからなかった。たまにモックアップの模型が出るぐらいで実車はおろか試作車すら公開はされなかった。しかし2014年の終わり突然、それは発表さえた。

T-14アルマータのイメージPV

それは紛れも無いロシア製第4世代主力戦車の形であった。公開された情報は乏しく、当初はその外観からT-95の発展型との意見もあったものの、翌年のモスクワ戦勝日パレードで一般に公開されることだけが発表された。

アルマータ共通戦闘プラットフォーム


それは新時代の戦闘車両群である、共通の車体を用い戦車・重歩兵戦闘車・ロケット砲・自走榴弾砲・装甲回収車に用いられる。装甲車両のファミリー化である。
それにより、予算の削減や現場での運用負担の軽減が期待されている。

T-14は次世代ロシア陸軍の装甲戦力の一翼を担う存在として強く期待されている。

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アルマータ 主力戦車