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概要
ナンバリングでは105回目、COVID-19・コロナ禍の行動制限から再開後7回目となるコミックマーケット(コミケ)。2024年の冬コミである。
2024年4月26日、コミックマーケット準備会の公式X(旧Twitter)で開催が発表された。
2024年12月29日・12月30日に東京ビッグサイトで開催予定。近年では珍しく大晦日を避けた日程に。
今回から再度最終日以外（といっても1日目だけだが）の企業ブースの開催が延長された。
参加者数は1日目、2日目ともに15万人の計30万人。
東京ビッグサイトは2023年12月～2026年12月末まで、大規模改修工事により休館するエリアがあるが、このコミケ105の期間は工事による休館エリアの設定はない予定である。
雑記
- ビッグサイトサービスの限定ドリンク(コミケ水・コミケ汁)は緑茶『わんだふるWINTER』。イラスト担当はしらたま（しらたまこ）。例によって夏に続けての担当。ちなみにこの時期のプリキュアは『わんだふるぷりきゅあ！』
- 今冬も年越し蕎麦が販売された。ビッグサイトは下水設備が脆弱で食べ残しなどが万一下水に入ると詰まりかねないため（と恐らく汁が頒布物や人にかからないように）年越し蕎麦の喫食はエリアを設けてその中のブルーシート上で食べ、容器も中身を専用容器に捨ててから廃棄する措置が取られた。このためサークルスペースやスタッフ詰所では食べられなかった。
- メロンブックス通販では大幅遅延が発生、18日にはメロンブックスのサイトに通販遅延へのお詫びが掲載された。ついにカタログやリストバンドが当日までに届かなかった参加者も出るほどだった。12月はそもそも物流荷物が最も多くなる月であり、2024問題やインフルエンザの流行もあって物流自体が逼迫していた。
- ゆりかもめ東京ビッグサイト駅にファミリーマートが開店。
- 複数のサークルに対して脅迫行為が発生した。
50周年に向けて
このコミケ105の翌々日に迎える、2025年はコミックマーケット50周年という大きな節目の年となる。
そして2024年のC104(夏コミ)、C105(冬コミ)は、その前年にあたる大事な年のイベントとなる。
コミケ50周年、もしくはそれに連動したイベントを行ったり、記念本などを発行したりする場合は、その旨を認知させたり、問題点などをあぶり出したりするために本イベントの前にプレイベント等を行ったり、本のパイロット版等を出すことが望ましい。
また、昔参加していたけれど、今は様々な事情で(遠くに引っ越した、仕事等が忙しくなった、子供の面倒を見ないといけない等)会場に行けなくなった人も、エアコミケ等などに参加して楽しめるようにオンラインイベントの整備や充実なども必須になってくる。
(運営側・様々な企画側・参加者側問わず、プレイベント等で予行演習を行うのが望ましい。)
最高の50周年に向けて。
