概要
pixiv上では評論のタグが多くついている。情報評論系同人誌も。
何が定義なの?
批評、風刺、ジョーク、ユーモア、レポート、エッセイ漫画、育児などの体験記、旅行、料理(グルメ)、軍事(ミリタリー)など、ジャンルの性質上多岐に渡る。
また、「研究や思索・探索の果てに編纂された知識は評論や情報たりえる」という観点から、各種データベースや研究記録なども、大抵の場合はこのジャンルに含まれる。
要は他のジャンルに該当しない場合のジャンルである。
コミックマーケットのジャンルには「その他」というものは原則設けないため。
どういう性質の本?
上述の通り「他のジャンルに該当しない」創作物が集う上、基本的に「評論や情報の体を成しているのであれば、何についての『評論・情報』でも構わない」というスタンスのため、良く言えば「個性的」、悪く言えば「マイノリティ」な創作物が集うジャンルであり、それゆえにきわめて独創性の強い頒布物が多く見られるのも特徴である。
ここに一例を挙げると「潰れたラーメン屋のレビュー本」とか「県境のイラスト本」、「全国の新聞紙に掲載されている4コマ漫画のデータ本」といった同人誌も過去に実際に頒布されていた。
ぶっちゃけ「よくわかんないけど『すげーな…』と思える頒布物」が集うジャンルと言えばだいたいあってる。
参入的には一番簡単?
自分の大学等の選考学問や、職業等、はたまた趣味などの自分の詳しい物が多い。また、詳しくなくても体験談のような形のものも存在する。他には廃墟の風景写真など様々。そういう意味ではイラストが描けないような人でも作ることのできる、一番制作ハードルの低い同人誌と言えるかもしれない。