長クリとは
「長」と付いてはいるが、平均的なクリトリスより長ければ
どんぐり並みだろうがペニス並みだろうが腕並みだろうが太かろうが細かろうが付けられる。
長クリはクリトリスの長さの割りに、クリトリス包皮が短く描かれた露茎の場合が多い。
陰核亀頭が完全に包皮で覆われた包茎クリトリスは、包茎のペニスと見分けがつきにくいからである。
長クリとふたなり
長さにかかわらず、クリトリスは女の子のおちんちんであって、おちんちん=陰茎ではないのである。
単に大きなクリトリスであるペニクリはペニスの機能を持たないため、「おちんちん」ではなく「女の子のおちんちん」であるが、ペニクリを持つ女の子でもふたなりと呼ばれる場合はある。
長クリの問題とその対策
問題
長クリには問題があり、パンツの上からクリトリスの形が確認できてしまう。
また、履いているショーツと擦れて不用意に性感を得て、洪水を起こしてしまうことがある。
真性包茎であっても、陰核亀頭とショーツの間は、薄皮一枚しか遮蔽物が存在しないため、真性包茎であってもショーツとの摩擦で洪水を起こしてしまう場合がある。
露茎の長クリの場合は、長い陰核亀頭が包皮から露出しているので、神経の集中する性感帯とショーツが直接擦れてしまって、真性包茎のそれよりもこの危険性が高い。
勃起していない状態では亀頭が露出しない仮性包茎の長クリでも、クリトリスの勃起は不随意で起こる反応であり予防が不可能であるため、意図せずに亀頭が包皮から飛び出ることもある。
更に、勃起していない状態では包皮に隠れている仮性包茎の亀頭は、真性包茎の常に包皮から露出している亀頭よりも感度が高く、亀頭が露出してしまうと露茎の場合よりもショーツと亀頭の摩擦が大きな問題となることが多い。
対策
亀頭とショーツの摩擦への対策としては、長クリを圧迫するズボンではなくスカートを着用して、その下にはオープンショーツを着用して長クリをショーツの外に出し、更にペニスソックスを併用して長クリと太ももやスカートの間の摩擦を抑えるという三段構えの方法をとる場合が多い。
水泳の際には、クリトリスを圧迫する女性用水着ではなく、ふたなり用水着を使用することがある。
ふたなり用水着は、ペニスを露出させるための穴がクロッチに開いていて、水着から飛び出たペニスを隠すためのペニスソックス水着を併用する。
長クリの場合は、ふたなりのペニスのように水着から長クリを出して、その後にペニスソックス水着で長クリを覆い隠す。
この方法でも長クリとペニスソックスの摩擦によって性感を得てしまうならば、ペニスソックスの下の長クリにコンドームを着用する必要があるが、夏はクリトリスが蒸れてしまう問題がある。
コンドームを着用する場合は、クリトリスが勃起した状態でコンドームを着用し、ゴム着用の状態ではコンドームのブレを抑えるために、クリトリスの勃起を維持する必要がある。
特に仮性包茎の長クリの場合は露茎の長クリと違って、勃起が萎えると包皮が亀頭へと届くため、露茎の長クリよりもコンドームがぶれやすい問題がある。
そのため、クリトリスリングなどを用いて、勃起を維持する必要がある。
包茎の長クリは、コンドームがぶれやすい以外にも包皮の内側にクリカスがたまってしまう問題もあるため、コンドームの着用が困難ならば包皮切除を行うこともある。
更なる問題
コンドームを着用しているときには長クリの勃起が維持されるが、勃起した長クリがスカートを持ち上げて、勃起したペニスがパンツで形成するようなテントを作ってしまう。
とはいえ、勃起したクリトリスをバンドなどで無理やりふとももに押さえつけると、コンドームがぶれやすくなってしまう問題が生じる。
そのため、長クリがスカートを持ち上げてしまうことは防げず、スカートが長クリに持ち上げられていてもそれを指摘しないことがマナーであった。
更なる対策
しかし、ペニスが勃起していても亀頭が下を向くように、錘を入れたペニスソックスが開発された。
このペニスソックスはペニスからずり落ちる必要があるため、ペニスソックスをフックで固定する専用のガーターベルトと併用する必要があるが、長クリであることを隠すことができる画期的な下着である。