概要
日豊本線経由で宮崎~鹿児島中央を結ぶ列車。
もともとこの区間では「にちりん」と快速「錦江」が運行されていたが、1995年に「にちりん」が宮崎を境に系統分割されて宮崎以北の列車となり、宮崎から南の列車に新たに「きりしま」の名が与えられたものである。
この列車愛称は古くから九州行きの列車名として用いられ、漢字表記の「霧島」を含めると現在のもので4代目である。
列車新設時に「錦江」を吸収したため当初から1時間間隔での運行でL特急となっていた(2008年に取りやめ)。これと別に朝夕時間帯に宮崎~都城間と国分~鹿児島中央間の区間便がある。
当初は緑一色の485系が「ひゅうが」と兼用で使用されていたが、2011年より783系・787系に変更され現在に至る。なお、783系は全区間通しの2往復のみの充当で、他は787系である。
なお、2004年以降、国分~鹿児島中央間の自由席特急料金は特例として安くなっている(50kmに満たないため)。国分~鹿児島中央間の一部列車の通過駅は錦江駅と竜ヶ水駅だけでほぼ各駅停車状態である(なお、竜ヶ水駅は普通列車ですら通過する場合がある)。
運行区間 | 宮崎~鹿児島中央 |
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運行路線 | 日豊本線 |
車両 | 787系4両(大分車両センター)/783系5両(南福岡列車区) |