ブルマイスターツヤクワガタは、クワガタムシの一種。
ツヤクワガタ属(オドントラビス属)に属しており、同属の最大種とされる(体長が最大で109mm近くに達する個体もいる)。
成虫の上翅は大きく2色に色分けされ、生きている間、外側半分程度は透き通るような不規則な模様の入った明るいオレンジ色になるのに対し、会合線に近い半分程度は黒くて二等辺三角形の模様となる。この色調は雌雄とも大きな差がない。
雄成虫の大顎は、原歯型から長歯型まで多様な形状・大きさの変化を見せ、小型や中型個体では左右非対称になる場合がある。大型個体では先端部に4本ほど内歯が発達し、中央部と基部にも内歯が生じる。
珍しいクワガタムシであるため、野生における詳しい生態は明らかではない。
ただし、一般的に気性は荒く、ケンカ好きと言われている(しかし、大型のヒラタクワガタやフタマタクワガタに比べればまだおとなしいほうだと思われる)。
ペットとして飼われることもあるが、輸出ルートの関係から流通量は少なく、ツヤクワガタ属のクワガタムシとしては比較的高額で売買されることもある。
ムシキングにおけるブルマイスターツヤクワガタ
2004ファーストより登場。肩書きは「華麗なる巨人兵」。
強さ180、必殺わざはチョキ、超必殺わざはクロスダイブ。
新甲虫王者ムシキングでは2016 1stに登場。SR。肩書きと必殺わざ名は旧作と同じだが、必殺わざはかなりアレンジされている(新ムシキングではよくあることである)。