概要
アビドス自治区発祥の大型企業。十六夜ノノミの実家であり、今でも執事を務めていた男性が所属している。
現在もキヴォトスで大きな勢力を抱いている会社であり、ゲヘナの生徒であるカヨコも口にしているなど有名らしい。
かつてのアビトス自治区が豊かで栄華を誇っていたのも、この企業の働きが大きい様で、アビドスと共に発展し、自治区内の経済殆どを担うほどだったという。
しかし、アビドスが環境の変化により不毛の砂漠となり初めてからは、自治区共々衰退に歯止めがかからなくなり、十数年以上前に起死回生を狙った大規模な鉄道開発事業に着手するも、結果は大爆死。
傘下であった多くのアビドス内経済を道連れにする形で社は傾き、本社は倒産から逃れるべく、アビドスを捨てて活動せざるを得なくなった。
結果、アビドスの借金程度なら余裕で返済できるほどの経済力には持ち直した様だが、内外共にアビドス衰退の一因・決定打を担ってしまったと見なす声も多くなり、現在の自治区内では腫れ物のように扱われている。
ノノミがエリートコースを蹴ってアビドス高校に進学したのも、こうした歴史による負い目が切っ掛け。
昔からカイザーコーポレーションとは対立関係にあり、カイザーは鉄道事業を買収しようとして失敗した模様。
そして対策委員会編の3章では、カイザーが手放したアビドスの利権を何故か今になって高額で買収。ハイランダー鉄道学園と業務提携した開発を再開した。ノノミがハイランダー鉄道学園の進学を蹴ってアビドスに入学したのも地味に痛手だったらしく偶然発見した列車砲を手中に収めかつての栄光を取り戻そうと画策している。しかしカイザーの介入により失敗、列車砲もゲヘナ学園に念入りに破壊され諦めて当初の予定だったアビドスで鉄道開発を再開することになる。この事によりアビドス自治区には人が少しずつ帰ってくることになる。
なお社名に入るネフティスとは、エジプト神話で葬祭に関わる女神。