前置き(必読)
本記事は「DVD・BD限定収録作品」の紹介であるためネタバレ注意。
そのため、まだ視聴していない方々を配慮し、新たに第一松で追加されたその他の要素(Aパート「松汁」、第3話おまけ「リアル松」)の解説もこちらに記載。
概要
「おそ松さん」第3.5話のBパートタイトルである。
こちらの話と「松汁」を合わせた第3.5話が第一松の話の一つとして収録されている。
(何故DVD及びブルーレイ収録の内容が第2話、第3話、第3.5話という話数なのかはお察し下さい)
「3.5話」となっているが、公式は「4話と5話の間くらいの話数として見てほしい」と広報している。
本来は第5話Aパートとして、「おたんじょうび会ダジョー」と共に放送される予定だった。
※実際のテレビ放送では上記の理由から本来は第6話として放送される予定だった「カラ松事変」と「エスパーニャンコ」が第5話として繰り上げで放送された。
(その際もう一方の「おたんじょうび会ダジョー」は第6話Aパートとして放送された。)
制作時期の問題からか、何気にカラ松の(完全に抹消されかけていた)参謀設定が生きている作品でもある(例:カースト制度やリア獣、童貞神の解説など)。
ストーリー
【DVD・BD限定収録作品のためネタバレ注意】
ある日、チョロ松はバーベキューを楽しむ大学生グループを発見する。
自身の現状とその大学生グループの状況に気が引けてしまうが、そこに現れたのは…チョロ松と同じコンプレックスを抱く「新品ブラザーズ」だった。
新品ブラザーズは、世の中の幸せな人達(リア充)を抹殺するために活動しているヒーロー(?)であり、チョロ松から同じニオイを感じ取って参上する。
※新品ブラザーズの各メンバーについては該当記事を参照。
まずは新品のカラ松が社会カーストについて説明しだす。
その後、新品の十四松がリア充を直視して「目がぁ~!!目がぁ~!!」と犠牲になったり、必殺技が届かなかったり、新品の一松があまりの嫉妬から怪獣化したりするなどなんだかんだで新品ブラザーズの作戦はことごとく失敗する。
対岸の水切り石を手に入れるため、新品のトド松が単身斬り込むが、あっさり輪の中に加わってしまう。
この新品のトド松の裏切りを目撃した新品のカラ松が「ちょっと殺してくる」と勇んで出撃するも、あっさり新品のトド松に懐柔されてしまう。
その後、怪獣化した一松が「仲間に加わりたい」という素直な気持ちを取り戻したことで、「童貞の神様」になる。
童貞の神様により諭され、残りのチョロ松とおそ松も仲間に。
新品ブラザーズとチョロ松は脱童貞への一歩としてバーベキューに加わる…が仲良くなれた女の子はマルチ商法の構成員だった、というオチになっている。
余談
DVD・BD第2巻(第二松)収録の「おたんじょうび会ダジョー」では、放送時には削られていたと思われる「童貞なヒーロー」の続きにあたる部分が復活収録されている。
(元々TV放送時の第6話はBパートにあたる話同士を組み合わせたためか、時間の枠がギリギリになっていたと思われ、当時はOPすら削られていた)
また第22話Aパート「希望の星、トド松」でトド松が合コンにこぎつけた女の子はこの「童貞なヒーロー」でのバーベキューで登場した女の子に酷似しており、おそらく同一人物であると思われる。
関連タグ
第3.5話Aパート「松汁」
概要
F6が活躍する話になっている。
本来は第7話Aパートとして、「イヤミの大発見」と共に放送される予定だった。
※「イヤミの大発見」は第6話Bパートとして地上波で放送された。その後は1話ずつ繰り上がる程度の調整になっている。
ストーリー
F6は自身のプロモーションビデオみたいなものを各々作っており、そのプロモーションビデオをライブで流して人気投票を行う。
…というストーリー仕立ての、『誰でもイケメンになることが出来る謎のドリンク「松汁」のCM』というオチである。
六つ子は「この松汁ドリンクを飲むことによって、自由自在にF6時のイケメンモードになることが可能」だと判明した。
第3話おまけ「リアル松」
概要
かつて第3話「こぼれ話集」にあった「デカパンマン」の代替として、DVD・BD第1巻(第一松)第3話最後に収録された実写作品。
ロケ地は福岡市で、おそ松達のお面をつけた人達が天神付近や百道周辺をうろつくという内容になっている。
ストーリー?
約5分間ぐらいのショートPV。
松達が街の中を歩いたり、銭湯に行ったり、立読みをしたりする映像がお馴染みのBGMのアレンジに合わせて流れる。