概要
すれちがいMii広場の追加DLCであり、開発はグッド・フィール。
同社は元コナミ出身者が多いせいか、どことなく往年のコナミ製シューティングゲームを思わせるものが多い。
ゲームシステムは『アクスレイ』の様に武装=耐久力となっており、偵察ポッド(すれ違ったMii)を装備する事で武器として扱える。ちなみに自機そのものには攻撃能力がない。残機制ではなくチャレンジ回数制(コンティニューに近い)となっており、装備したポッドを全て失うと1ミスとなる。地形にぶつかっても装備は失われないが、地形に挟まれると1ミスとなる。
ノーマルモードでは一つのステージのみを攻略し、アーケードモードでは一般的なSTGの様にステージクリアで次のステージへ次々進む事になるのだが、装備の出現がノーマルモードに比べて少なかったりと難易度が上がっている。
なお、すれ違いはなるだけ上限である10人はすれ違いをしておいた方が有利。武装の数だけ難易度が上下する為である。
再チャレンジする毎にステージで獲得したスコアはリセットされるので注意。
基本的には横スクロールもしくは縦スクロールのステージだが、横スクロールでありながら突然縦スクロールになったり、その逆もある。また、横スクロールでも右から左にスクロールして進むステージや、上から下にスクロールするという、一般的なSTGではあまり見られない複雑に構成されたスクロール仕様が多い。この点で言えばMSX版『沙羅曼蛇』と似ている。
武装はこれまたコナミSTGを知っている人ならニヤリとしそうな武器があったりする。
武装は前方三方向と後方にそれぞれ三つまで連結させると三段階までパワーアップ出来る。また、武装はLRボタンで攻撃の向きを変える事が可能である為、敵に対して臨機応変な攻撃が出来る。
なお、武装には属性があるものや攻防一体なもの等様々な種類があるが、敵の中には武装によって一撃で倒せてしまうものや弱点となるものがある。
難易度に関してはステージクリアするだけならばさほど難しい部類ではないのだが、ハイスコア狙いを前提とした攻略となるとすれ違ったMiiの種類で一応考慮しなければいけなくなる。
そういった事も含めてすれちがいMii広場の中ではあまりサクサクと進められるようなゲームではない。