概要
凄惨な大事故を予知した主人公が、事故から逃れた生存者達に襲い掛かる死の運命に逆らおうとするサスペンスホラー。
タイトルは直訳すると「最終目的地」または「終点」、つまり「死」を意味する。
第1作目の冒頭の舞台は飛行機であり、続編として公開された冒頭の舞台はそれぞれ、2作目が高速道路、3作目が遊園地のジェットコースター、4作目がサーキット、5作目が吊り橋となっている。
ストーリー(第1作)
パリへ修学旅行へ向かうため、180便の飛行機に搭乗した主人公の男子高校生が離陸直前にその飛行機が大爆発するという予知夢を見てパニックを起こし、数名の同級生や教師達と共に空港に残る。その直後、予知夢通りに飛行機が空中で大爆発を起こして主人公達は生き延びることになる。しかし、生き残った者達にも死の恐怖が訪れる事に…。
登場人物
- アレックス・ブラウニング(草尾毅)
- クレア・リバース(冬馬由美)
- カーター・ホートン(伊藤健太郎)
- ウィリアム・ブルワース(西凛太朗)
- ヴァレリー・ルートン(金野恵子)
- ビリー・ヒッチコック(松本大)
- テリー・チェイニー(岡村明美)
- トッド・ワグナー(私市淳)
シリーズ
全ての作品が世界観を共有しており、劇中で起きた一部の事件が他作品の犠牲者の運命に影響を与えている。第4作以降は3D映画になっており、第5作は日本での公開時に3D映画初のR-18指定を受けた。
- 第1作『ファイナル・デスティネーション(Final Destination)』(2000年)
- 第2作『デッドコースター(Final Destination 2)』(2003年)
- 第3作『ファイナル・デッドコースター(Final Destination 3)』(2006年)
- 第4作『ファイナル・デッドサーキット 3D(The Final Destination)』(2009年)
- 第5作『ファイナル・デッドブリッジ(Final Destination 5)』(2011年)
トリビア
第1作目の冒頭の舞台となった飛行機が180便であり、第1作以降はシリーズ全体の繋がりとして「180」が何らかの不吉な文字として、登場している。第5作のラストで生存した主人公と恋人がパリへ向かおうと飛行機に搭乗した際、ある高校生がパニックを起こして同級生らと何か揉めている姿を目撃しつつ飛行機へ向かうが、主人公が搭乗した飛行機は第1作冒頭で登場したあの180便の飛行機であり、主人公と恋人が目撃したパニックを起こして同級生らと揉めていた高校生は、第1作の主人公である。つまり、第5作は第1作前の物語になっている。
関連イラスト
関連動画
予告編シリーズ
冒頭シーン集(※ネタバレ、グロ注意)
死亡シーン集(※ネタバレ、グロ注意)