概要
CV:松岡文雄
100年以上前の高僧の即身仏。
死ぬ間際に死の恐怖にかられ、自身が聖人でないことを悟ってしまい、その悲しみから成仏できなかった。
その心の隙を奈落は「怨み」と曲解させ、救われたと感じた白心は奈落に協力する。
本体は白霊山にあり、聖なる結界で奈落を守護しているが、独鈷を操る事ではるか彼方でその法力を振るう事も可能。
それにより、聖島に小型の聖なる結界を張る事で犬夜叉との戦いを有利にしたり、七人隊の蛮骨の危機には瞬間移動させて救出するなど、要所要所で適格な補佐を行った。
その鉄壁ぶりで奈落を守り続けていたが、生前自身と似たような魂の境遇を持つ桔梗と触れ合ったことで成仏し、白霊山の結界を解いた。
能力(奥義皆伝基準)
腕力 :無
生命力:★
眼力 :★★★★★
法力 :★★★★★+
知力 :★★★★★+
瞬発力:無
本作の最強議論では必ずと言ってよいほど名が上がる人物。
これでもかというほどに徳を積んで積んで、とにかく積みまくった聖人。
その結果得たのは桔梗でさえ到底及ばないほどの絶大な霊力と法力であった。
犬夜叉の言葉を借りるなら、彼がその気になっていれば奈落は瞬殺であった。
特筆すべきは聖なる結界である。この結界は山を覆うほど巨大であり、悪心を持つ人間から妖怪、死人に至るまで、邪なる者を決して寄せ付けない。その強力さ足るや、殺生丸や桔梗でも破るどころか近づく事さえできないほど。
悪心を持たない人間だけが聖なる結界を乗り越え白人の元へたどり着くことができる。しかし、本人もまた結界で身を覆っており、しかもこの結界がまた誰も解除できないほど強靭。
結局彼の結界を解除できる者はおらず、桔梗が説得して白心本人に解除させる結末となった。