「犬夜叉、お前奈落にゃ会えないぜ…ここでオレと会っちまったからなぁ!」
「妖怪には分からねぇだろうよ!それともお前にはわかるって言うのか、半妖!?強くなきゃどうにもならねぇ人の世が!!」
能力(奥義皆伝基準)
腕力 :★★★★★
生命力:★★★
眼力 :★★
技力 :★★
知力 :★★★
瞬発力:★★★
概要
声:草尾毅
七人隊の首領で、仲間からは「大兄貴」と呼ばれる少年。額の十字と長い黒髪の三つ編みが特徴的。心なしか作者の別作品の主人公に似ている。
その昔、雇われ兵として殺戮をほしいままにしていた。
どこにも属さない傭兵集団として生活していたが、あまりにも強すぎるうえに残忍すぎるという理由で大名からも危険視され、追い詰められて首をはねられた。
十数年後、奈落から四魂のかけらを首に埋められて、この世に生き返る。
七人隊の中では最年少であるが、大の男三人でようやく持てたという超重量の(大剣ともとれる見た目をした)大鉾「蛮竜」を軽々と扱う腕力の持ち主。自身曰く、その腕っ節で仲間達を束ねてきた。
その強さは七人隊でも別格で、素手で犬夜叉を吹っ飛ばしたり、七人隊のナンバー2である煉骨を瞬殺できる程。
唯我独尊的な一面もあるが、仲間に対する思いは強く、裏切りは決して許さない。
人殺しが好きという残酷さを持つ反面、自分の武器を丁寧に手入れしてくれた相手に対し笑顔を向けたり(その後殺害した)、純粋に戦いを楽しんだりなど年相応な無邪気な面もある。
字が書けないが、能力設定では知力がそこそこある。これは幾多の戦闘と経験で培った「野性の勘」への評価で、戦国時代という事を考慮すれば字は単に学習したことがないから書けないだけとみなすべきだろう。
アニメでは蛮竜を人と妖怪、合わせて千の恨みを吸わせ妖刀とし、発生した妖気により、犬夜叉が爆流破を打つことを可能にし、敗れた。
原作では上半身、右脇から左肩辺りまでを犬夜叉に切断され戦闘不能に。後、奈落に四魂の欠片を奪われ骨に還った。
犬夜叉とは敵同士であり、犬夜叉は彼を外道と言うものの、「憎むべき悪」とは捉えていない様子。ドラマCDではかなり仲の良さげな掛け合いを見せたり、原作・アニメ共に蛮骨が奈落によって骨に還された際、犬夜叉が激昂したりしている。
その際、アニメでは「奈落の100倍ましな奴」と表現されている。
登場期間が3巻という非常に短命なキャラクターでありながらその容姿やキャラクターのためか、かなり人気が高い。
その人気は準レギュラーの鋼牙を差し置いて蛇骨とキャラソン「暴れろ!」を発売したほど。
ちなみに七人隊全体としての人気もかなり高く、彼らを主体としたドラマCD(内容はコメディ)も発売された。