CV - 寺島拓篤
紫京院ひびきの直属の執事。ひびきが6、7歳の頃からずっと彼女に仕えている幼馴染みでもあり、年齢は彼女よりも少し上(少なくとも車が運転できる年齢以上)。寡黙で生真面目な性格。ひびきから信頼されており、何かあるとすぐ助けを求められる。
ハッキング技術はひびきに教えられたものであるらしく、第72話では、ヤギ姿でシステムに侵入し、めが兄ぃをプリパラから追い出し、ファルルに流れ星を見せる為に天気のポログラメーションに流れ星の夜空を追加するなど、大抵のことは可能にしてみせる。
一方で、ひびきの「安藤はどこに行ったんだ?水たまりにでもはまってるんじゃないだろうな?(84話)」発言から察せられる普段の人となりや、デザートスプーンと間違えて計量スプーンを持ってくる、砂漠のど真ん中で「道に迷いました(劇場版)」と真剣に言うなど、有能だがうっかり気味で抜けている一面もある。
どんな悪事であろうとひびきに従う従順な執事だったが、83話にてひびきのボーカルドール願望を聞き、初めてエゴを見せひびきを裏切り、らぁら達に助けを求めに行く。これに対してひびきは「安藤…僕を裏切ったな?(84話)」と激怒し彼を解雇する。ただし、ひびきは「安藤アイスティーを入れてくれ…あ、いなかったか…(86話)」と言うなど、解雇した後も心残りがある様子。
長髪に短い睫毛など中性的な顔立ちであることから初期は女性説があったが、歴とした男性である。
名前は「1・2・0」という意味(フランス語で「アン」「ドゥ」+日本語の「0」)。ひびきはプログラムのパスワードとしてこの数字を使っている。
名前の元ネタはおそらくこの人。ひびきの男装とあわせてベルサイユの彼をイメージしているものと思われる。アーゲード版でのひびきの安藤玲を呼ぶイントネーションは露骨に彼である。
スタッフによると「心から彼女に尽くしており、それ以上の想いがあるかどうかはご想像にお任せします」とのこと。
寺島氏によると「頑張ってひびきさんに、いやひびき様に付いていって、ひびき様を幸せにするために執事やっています」とのこと。
最終話では「ひびき様の女性のお姿も男装も捨てがたい」などと言って照れるなど、元ネタを鑑みてもまあそういうことなのだろう。