CV - 寺島拓篤(マネージャーウサギと兼役)
概要
紫京院ひびきの直属の執事。ひびきが6、7歳の頃からずっと彼女に仕えている幼馴染みでもあり、年齢は彼女よりも少し上(少なくとも車が運転できる年齢以上)。寡黙で生真面目な性格。ひびきから信頼されており、何かあるとすぐ助力を求められる。
プリパラ内ではシステムをごまかすべく雌ヤギの着ぐるみを常時着用。一応飾りとして羽も確認でき、107話でマネージャー会議に参加した事からも解るようにシステム上はひびきのマネージャーマスコットとして通っている。115話ではユニコンからトリコロールのマネージャー補佐に任命され、「ヤギ・めーめー・モーモー・杏仁豆腐」というマスコット名を与えられた。
最近ではヤギの着ぐるみ姿で出てくることが多いので、無意識のうちに語尾のようにメエメエ言ってしまっていたりする。
ハッキング技術はひびきに教えられたものであるらしく、第72話では、ヤギ姿でシステムに侵入し、めが兄ぃをプリパラから追い出し、ファルルに流れ星を見せる為天気のホログラメーションに流れ星の夜空を追加するなど、大抵のことは可能にしてみせる。
一方で、ひびきの「安藤は何処に行ったんだ?水溜まりにでも嵌まってるんじゃないだろうな?(84話)」発言から察せられる普段の人となりや、デザートスプーンと間違えて計量スプーンを持ってくる、砂漠のど真ん中で「道に迷いました(劇場版)」と真剣に言うなど、有能だがうっかり気味で抜けている一面もある。
どんな悪事であろうとひびきに従う従順な執事だったが、83話にてひびきのボーカルドール願望を聞いた際は初めてエゴを見せひびきを裏切り、らぁら達に助けを求めに行く。これに対してひびきは「安藤…僕を裏切ったな?(84話)」と激怒し彼を解雇する。ただし、ひびきは「安藤、アイスティーを入れてくれ…あ、居なかったか…(86話)」と呟くなど、解雇した後も心残りがある様子。
解雇された以上安藤がひびきの前に直接姿を現すことはなかったが、最終的には89話でひびきの女装(が描かれたパネル)に誘き寄せられ再度ひびきの元に戻った。
長髪に短い睫毛など中性的な顔立ちであることからひびきと合わせて初期は女性説もあったが、彼はれっきとした男性である。
名前は「1・2・0」という意味(フランス語で「アン」「ドゥ」+日本語の「0」)。ひびきはプログラムのパスワードとしてこの数字を使っている。
他にはおそらくの元ネタとしてこの人が挙げられ、ひびきの男装とあわせてベルサイユの彼をイメージしているものと思われる。アーケード版の読み込み画面でひびきが安藤玲を呼ぶシーンがあるのだが、その際のイントネーションは露骨にその彼である。
スタッフは「心から彼女に尽くしており、それ以上の想いがあるかどうかはご想像にお任せします」、寺島氏は「頑張ってひびきさんに、いやひびき様に付いていって、ひびき様を幸せにするために執事やっています」と彼について語っている。
89話では「ひびき様の女性のお姿も男装も棄てがたい」などと言って照れており、元ネタを鑑みてもまあそういうことなのだろう。
またファンブックでは、「ひびきを異性として好きになったりしないのか」という質問に動揺しつつも否定している一幕がある。
各話の動向はあんひびも参照。
余談
- また、彼は男性のサブキャラクターでありながらなんと専用のライブCGが作られていることが設定資料集で明らかになった。(男子CGはOverTheRainbowやKINGOFPRISMの登場キャラクター、プリパラではレオナ・ウェストやWITHなどが披露されているが、全てメインキャラクターの位置のキャラである。)そして遂にキラッとプリ☆チャン118話にてそれぞれの主人公達を応援する観客席の中に紫色のサイリウムを振るCGになった彼の姿が映し出され、地上波でお披露目となった。ここで彼のCGの披露は終えたと思ったが、まさかのアイドルランドプリパラにてひびきのソロに合わせてステージ上でギターを弾き彼女と一緒に踊るという活躍を見せた(曲は噓つきはtomorrowの始まり)
- 長らく彼の出生について不明ではあったが、ひびきが主人公のスピンオフ紫京院ひびきの華麗なるお遊戯にて生い立ちが語られた。第11章の後編にてクリスの執事であるゼロ(本名はボイド)と双子(安藤が兄)であると判明される。お互いに孤児であり施設育ちであったが、後に執事養成所に引き取られる。その後ゼロは放火を起こして僅か8歳で亡くなったと思われていた。その数年後にひびきと出会い、彼の弟と重ねて傍で支えずっと見守っていたいと考え、彼女の執事に自ら志願した。
関連タグ
一十木音也 - アイドルジャンルでの中の人繋がり。また両者ともステージ上でギターを披露するという共通点も