劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 神と神』のブルマの誕生日パーティーの中で、機嫌を損ねた破壊神ビルスをなだめようと、ベジータがビンゴ大会が始まるのに合わせて歌って踊ったダンスであり、そのシーンで流れた楽曲名。
プライドが高くいつも仏頂面のベジータが(顔をひきつらせつつも)満面の笑みでステージで歌い踊るというあられもない姿に、従来のファンの間に衝撃が走るが、この時期が性格が丸くなりつつある頃だったこと、妻のブルマたち家族を守るための行為だったこと、それを補填するに十分なエピソードもあったこと、原作者鳥山明が脚本に関わっていたことから、好意的に受け入れられているらしい。
ウイスには引かれ、破壊神ビルスには「あいつの歌と踊りがあんなに下手だったとは」と言われた。即興ダンスのようにも見えたが『ドラゴンボール超』コミカライズ版では、映像を見ながらダンス練習をしているカットが描かれていた。
実は事の次第を孫悟空がこっそり物陰から見ており(!!?)、超サイヤ人ゴッドになった理由にこのダンスを思い起こし「すげえだろ。オラちょっと尊敬しちまった」と述懐している。過去にベジータが悟空を認めた「がんばれカカロット…おまえがナンバー1だ!!」と対になる重要なエピソードになるはずなのだが、なんかしまらないのは気のせいか。
『神と神』オリジナルサウンドトラックの22曲目に収録されている。
ちなみに『超』では楽しいビンゴの代わりであろう、たこ焼きを作るシーンが登場。ターコーターコー…。コミカライズ版でもアニメ同様、ビンゴダンスのくだりは割愛されており、ダンスを披露する暇がなかったとぼやくカットが描かれていた。