架線から電力の供給を受け、走行するバス。集電装置にトロリーポールを使用している。
概要
空中に架線をはり、架線からの電力でモーターを駆動し走行するバス。日本では交通量の多い道路や
幅の狭い道路が多く、渋滞を招くので黒部ダムトンネル用など一部を除き姿を消した。海外では、
騒音が小さいことと排ガスを出さないことから現在でも現役である。
構造
外見はトロリーポールがついている以外、普通のバスと変わりない。内部もエンジンと変速機の代わりに
制御機とモーターがついている以外は普通のバスと大差ない。ただ、路線によっては踏切などトロリー
バス用の架線が張れない場所を抜けるために制御機とモーターのほかに発電機や走行用エンジン、
蓄電池も搭載していることがある。
架線は道路が電流の帰り道に使えないので2本張られる。