『ナゼダ……ドウヤッテ…キタァ…………。ドウ…ヤッテ……?』
概要
初出はPSVita用「艦これ改」のラストダンジョン「深海中枢海域」、3面において提督と艦娘の前に立ちはだかるラスボス。最高難易度の「史作戦」の隠しマップには登場しないものの史作戦においても最強の敵として立ちはだかる。
そして、本家艦これ2016春イベ開設!基地航空隊に参戦してきた。
初顔合わせはE6。この時点の難易度甲でHP900という前代未聞の数値を叩きだすに至る。
(ちなみに「ダイソン」の通り名で知られる戦艦棲姫でさえもHP400。装甲差はあれど実に倍以上。)
『フタタビ…ココニ…タドリ…ツイタノカァ……?キサマラガ……!』
これだけでは終わらず最深部E7では強化されて中枢棲姫-壊に。
そして難易度・甲のラストダンスは・・・まさかの「最終鬼畜編成全部姫」。
丙作戦ラスダンですら…
(中枢棲姫-壊、空母棲姫、戦艦棲姫、駆逐古姫、駆逐ロ級×2)
「死ぬがよい」としか言いようのないその布陣に、歴戦のRTA勢すら音を上げた。
しかし、基地航空隊のバグ修正やギミック解明が進むにつれ、味方の空襲によって砲戦開始前に数千単位のダメージを浴びて沈黙することも珍しくはなくなった。
対策
【「E-5・I、E-6・A&M」の三か所で“勝利S”を「各1回以上」獲得】
これを実行するだけで、E-6突破の難易度は劇的に楽になる。
このギミックが発動すると、中枢棲姫がテキストには表示されない「マサカ……」という驚きを表わす言葉をこぼしてくる。
ただこのセリフ、サウンド設定でBGMを消音にしてボイス音量を大きめにしないと聞こえないほど小声なので、確認したい場合はBGMなしでの進軍が推奨される。
このギミックにより敵艦隊“全体”の装甲が一気に脆弱になる。
状況次第では基地航空隊の爆撃だけで中枢棲姫をノックダウン出来るという、普通のボスではあり得ない報告まで多々寄せられている。航空隊三中隊の集中爆撃と支援艦隊で敵陣壊滅という、イジメのような状況さえ可能。まさに「開幕爆撃ゲー」状態。
また彼女には「爆撃による特効」が働くらしく、支援艦隊に艦爆を積み込んで殴り込みさせるとそれだけで凄まじいダメージが通ってしまう。(※)
これにより、それまで弱小装備扱いされていた「零式艦戦62型(爆戦)」(「対空値の高い爆撃機」扱いの戦闘爆撃機)の相対的な価値が一気に向上し、一躍その需要が高まることになった。
- ※.より正確に言うと、「攻撃機+爆撃機」による相乗効果によるもの。
- 攻撃機による雷撃と爆撃機の爆撃、この両方が揃って顕著に効果が表れる模様。
- 爆戦が有力視されるのも通常の攻撃機では苦手な“制空権の保持”が出来るおかげで、【爆戦/攻撃機/攻撃機/高性能電探(命中補正用)】によって、航空支援時に発生する航空戦での損耗をある程度減らしつつ、「爆撃+雷撃」の相乗効果を安定して発生できるため。
始まりと終わりが集う場所
彼女が君臨する深海中枢泊地・イベント海域を現実の世界地図に当てはめると、アメリカ合衆国ハワイ州と一致する。ハワイ・オアフ島には、太平洋戦争の火ぶたを切った真珠湾があり、真珠湾攻撃で撃沈した「アリゾナ」と、日本の降伏文書調印式の会場となった戦艦「ミズーリ」が、記念艦として配置されている。
ちなみに第一回限定イベント海域である「敵艦隊前線泊地殴り込み」のモデルも真珠湾攻撃であり、提督と艦娘がハワイまで殴り込みをかけたのは、これで2度目ということになる。
『ソウカ…ウマレタ リユウヲ…ナシトゲタノダナ……。 そうなのね……気持ち…わかる…」