人生がテーマの、すごろくとモノポリーを足したようなボードゲーム。
オリジナル版はアメリカのミルトンブラッドレー社製作。
概要
プレイヤーは双六となった人生のイベントを、ルーレットによって進行するマス目数を決めながら、その目に書かれたイベントをこなして所持金を増やしていく。
最終的に全員がゴールした時点で最も所持金の多いプレイヤーが優勝となる。
発売当初はアメリカ版を翻訳しただけものだったため、イベントが日本人の感性には馴染まず、売れ行きは振るわなかった。
その後、幾度かの改良を経てようやく人気ゲームとして定着し、現在でも時代の変化に合わせた改良を加えながら進化を続けているヒット商品である。
家庭用ゲーム機としての初の人生ゲームは、PCエンジンの遊々人生。
5人でプレイできた。(マルチタップも必要なし)
スーパーファミコンやプレイステーションなどの家庭用ゲームソフトとしてもシリーズを重ねている。SFC版のキャラデザインに青山剛昌氏を起用したことがある。
ルール
- 二人以上でのプレイが基本。4〜6人程度が一番盛り上がる。
- プレイヤーは自動車型の駒と、駒にセットできる棒人間を一体を自分の手駒とする。
- マスの進行数は1〜9までの番数のルーレットで決める。
- 最初に全員が同額の所持金を獲得する。
- 進行したマス目にはイベントがあり、そのイベントの指示に従って所持金を増減させる。
- 途中、結婚イベント・出産イベントをこなすと、配偶者や子供の分だけ棒人間が増え、それに応じてイベントの対応も変動する。
- 株の売買が可能、その変動に応じて最終獲得金額も変化する。
- 終盤『人生最大の賭け』があり、勝てば大金を手に入れられるが、負けると開拓地行きとなり、ゴールできなくなる。
- 全員がゴールもしくは開拓地行きした後、最終獲得金額が多いものが優勝となる。