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あそぼーい!の編集履歴

2016-08-10 19:50:20 バージョン

あそぼーい!

あそぼーい

JR九州が運行する観光特急列車。

本来は「あそぼーい!」と全角表示なのだが、Pixivの仕様上「!」が半角になるため、説明はこちらでする。

英語表記は「ASOBOY!」


概要

2011年6月から、豊肥本線熊本~宮地間で運行を開始した特急。1988年の登場以来、オランダ村特急ゆふいんの森Ⅱ→シーボルトゆふDXと転用を繰り返してきたキハ183系1000番台を改造の上充当している。


水戸岡鋭治氏によりデザインで内外ともにこれまでから一転、車体は白と黒のツートンに黄色の帯、マスコットキャラクターの「くろちゃん」をあちこちにちりばめられている。

車内はシートモケットをよりカラフルなものに変更、登場以来の目玉である前面の展望席はもちろん、新たに3号車が『ファミリー車両』となり、窓側にお子さん、通路側に親御さんが親子で座れるクロスシート「白いくろちゃんシート」のほか、木のプール・図書室・売店「くろカフェ」などの多彩な設備が用意されている。


沿革

元々この名称は同区間を1988年より運転していたSL快速「あそBOY」からとっている。

しかしながら運用していた蒸気機関車8620形58654号機が2005年に故障、とりあえずディーゼル機関車DE10を補機に充て、さらには同年内の残りの運用は同機のみの牽引による「ディーゼルあそBOY」(客車は同じ50系)を暫定的に運用して急場を凌ぎ、同年11月末まで運転された。


翌2006年、「あそBOY」に換えて登場したのがキハ58系を改装した特急「あそ1962」であった。元々、九州新幹線鹿児島ルートの部分開業に伴い急行「くまがわ」が特急昇格、ならびに一部を残して「あそ」と統合した「九州横断特急」となったことで本来の運用を失っており、特急運用に昇格する形で抜擢された。

「あそ1962」は「あそBOY」の抜けた穴を埋めるために奮闘したものの、その名が示す通り元は1962年生まれの古参気動車で運用され、いよいよ製造50年に差し掛かる中で先の58654号機同様限界を迎えつつあった。


一方、58654号機はボイラーを新製するなど大掛かりな工事を行って2009年にようやく運用に復帰したものの、その故障の原因となった豊肥本線の勾配区間越え(この区間の難航ぶりは現役運用時代にも苦労した旨が「あそBOY」カフェ車内のビデオで放映されていた)を避け、58654号機保存先に由来して間合い的に運用していた「SL人吉号」を「SL人吉」と改め基本運用区間としたため、豊肥本線に戻ることは無かった。

2011年の九州新幹線全面開業を持って「あそ1962」を老朽廃車とし、新たに新列車として「あそぼーい!」を走らせることが決定した。当初の運用終了予定を越え、2010年10月末まで運用された後、「あそ1962」は役目を終え運用を終了した。


外部リンク

JR九州公式サイト(あそぼーい!紹介ページ)


関連タグ

列車愛称

JR九州 豊肥本線 キハ183系

SL人吉

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