概要
警棒とは一般的に腕の長さ、あるいはそれ未満の長さ(今の所、長さ65cm以下に定められている)で、
トップ絵のような単純な棒型の警棒以外にも、柄が付いたトンファー型の警棒(トンファーバトン)や、
伸縮する事で持ち歩きに便利な特殊警棒がある。
(警棒は円棒でないといけないので、トップ絵は正確には警棒ではないが。)
材質は元々は木だったが、最近は金属や強化プラスチック、硬質ゴム製の物もある。
ドラマなどと違い、よっぽどの事がない限り警察官は拳銃を使えないので、言わばメインウエポンだが、
警棒も一応殺傷能力のある鈍器なので使用制限は存在する。
使用法としては打撃が基本だが、トンファーバトンはアメリカなどでは相手の足に投げつけて転倒させる
ための投擲武器としても使われる。
機動隊などが使用するものは警杖と言い、大体が警棒より長い。(90cm、120cm、180cmのものがある。)
群衆を掻き分けたり担架の芯代わりにも使用するので当然ではあるが。
関連イラスト
十手型
特殊警棒
(←一番右)
警杖
外部リンク
- 警棒 - Wikipedia
- 特殊警棒 - Wikipedia
- 「警備員等の護身用具の携帯の禁止及び制限に関する都道府県公安委員会規則の基準について(依命通達)」(平成21年3月26日付け警察庁乙生発第3号)
関連タグ
クォータースタッフ(六尺棒) ライオットシールド(盾) 警杖 トンファー 手錠
サーベル(明治から昭和初期の警察官の装備品)