概要
長さが6尺(≒1.8m。1尺は30.303㎝)ある棒。主に樫の木等を材料としており、鈍器として扱う。
太さが均一な長い円筒形で、表面は凹凸のない滑らかな仕上がりで棒術に適した形状をしている。
よく時代劇で岡っ引きが複数人で捕り物を行う際に使用するが、実際の岡っ引きは私立探偵や民間警備員の様なもので、そのような権限は無かったらしい。
現代でも5000~10000円程度で販売されている。
古典落語には、同名の演目が存在する。
類似する武器
棍
少林寺拳法で用いる棍術用の棒。
クォーター・スタッフ
中世から近世のイギリスで使われてきた戦闘用の棒。長さ6~9フィート(≒1.8~2.7m)のものが一般的で、ほぼ英国版六尺棒と言っていい。実際、古い翻訳では六尺棒と和訳されていることもある。
クォーター(1/4)の名は丸木を1/4に割った「1/4材(クォーターソウン)」から作られていたからとも、下端から1/4の位置を握って振るうのが普通だったからともされる。
6フィートボー
ニンジャスレイヤーにおいて登場する、聖なるルーン文字が刻まれた6フィートの棒。
10フィートの棒
主に床等を突いて罠が無いか確認する為に使用するが、スイッチの10フィート手前に罠が仕掛けられている場合もあるので、過信は禁物である。