曖昧さ回避
キンタロー(南国少年パプワくん)
CV:森川智之(南国少年パプワくん)、伊藤健太郎(PAPUWA)
覚醒したコタローの秘石眼を見舞い絶命したシンタローの肉体から復活した人物で、シンタローの精神の介入により長い間眠りについていた本来の精神。
登場初期は好戦的で狂暴な性格であり、弟であるコタローと結託しパプワ島に入島。シンタロー同様に「眼魔砲」が使える他、左眼に秘石眼を持つ。
その血筋はガンマ団総帥・マジックではなく、その弟・ルーザーの息子であること(同時にルーザーの息子とされたグンマが、マジックの長男であること)が判明。青の秘石の番人・アスによって操られた実父・ルーザーと闘うことになる。
戦いの後はシンタローやグンマたちと和解。
とくに共闘したグンマと連れ添って行動することが多く、ガンマ団では同じく科学者として活動するようになる。グンマからは「キンちゃん」と呼ばれている。
続編『PAPUWA』にも続けて登場。
髪はルーザーに近い短髪に変わり、性格も前作から打って変わり冷静沈着・頭脳明晰な知識人となっている。第二のパプワ島に訪れた際には、パプワハウスに土産を持参し食事も事前に済ませてくるなどしており、リキッドからは「気遣いの紳士」と評されている。ただし、知識の多くは本や書籍に頼っているものがほとんどであり、若干ながら世間知らずでマイペースなところもある。
また科学者としても有能であり、作中では同じコンセプトの発明品をグンマのものと比較される流れがお約束となっている(大概はデザインに無駄のないシンプルなものがキンタロー、奇抜でファンシーなものがグンマの発明品という流れ)。
その他、麻雀を得意とし、成り行きでハーレム特戦部隊のメンバーと夜通し麻雀を行い、翌朝リキッドが帰宅したころにはメンバー全員を全裸にしている。
なお、登場初期は白(ホワイト)シンタローと呼ばれていたが、作者・柴田の友人で第一作のアニメにてシンタローの声を演じた緑川光により「(金髪のシンタローだから)キンタロー」と名付けられたという経緯がある(作中ではドクター高松が命名したことになっている)。