クレージーキャッツ
くれーじーきゃっつ
日本のコミックバンド。
解説
「クレージーキャッツ」とは、1950~60年代に人気を博したコミックバンドである。
正式表記は「ハナ肇とクレージーキャッツ」。
略称として「クレージー」と呼ばれ表記する場合もある。
結成時のバンド名は「キューバン・キャッツ」であったが、進駐軍のキャンプでの演奏中に見せた「洗面器で頭を叩く」というギャグが受け、
「You're crazy.」
と言われたのをきっかけに「クレージーキャッツ」に改名したという。
1950年代後半からバラエティ番組「シャボン玉ホリデー」などに出演し、テレビで人気が爆発。
東宝で制作されたクレージー出演映画:クレージー映画は軒並み大ヒットし、
「スーダラ節」、「ホンダラ行進曲」、「五万節」など多くのヒット曲を送り出した。
1960年代後半になると、メンバーの個人的活動が増え、1980年代にはコメディアンとしてよりも俳優としての性格が強くなった。
その後メンバーが鬼籍に入りはじめ、現在存命なのは犬塚弘1人だけである。
なお活動できない状態にあるだけで解散はしていない。
(ハナ肇が亡くなった時に植木等が解散宣言をしたが翌日撤回した)
プロダクションの後輩にザ・ドリフターズやザ・ピーナッツがおり、この3組を合わせて「ナベプロ三大タレント」などと称することもある。
あらゆる年代や著名人にファンが多く、特に有名なファンに所ジョージがいる。