※pixivでのタグ使用は『きり丸』が主流。
プロフィール
※念のため注意
摂津のは、苗字では無い。「摂津(という土地出身)の」きり丸という意味である。
平民が正式な苗字を持てるようになったのは明治時代からで、忍たま達の苗字は出身の村(「猪名寺」や「加藤」など)や実家の職業(「福富」や「黒木」など)から取った、識別のための仮の姓である。村を焼かれ家族もいないきり丸には、その仮姓すらもないことを意味している。
概要
戦で村を焼かれて家と家族を失い、天涯孤独の身である。ドケチであること以外、普段の姿からは全く想像できないが、時折漏れる言葉や知識は彼の過酷な生い立ちを感じさせる。そのため、ニヒリスト・アナーキテスト的側面も強い。
コミックス第14巻
「(加藤団蔵の村のような)あんな堀があったら、おれの暮らしてた村も、あんな風に焼けなかったかな、って、そう思ってさ」
(一年は組一同)「きり丸…。」
「みんなどうしたんだ?さっさと忍術学園に帰ろうぜ。」
主役3人が友情を誓い合ったのは、きり丸がアルバイトで稼いだ小銭で入学金を支払い、その根性に2人が感嘆したためである(ただ、しんべヱは「小銭を担いできた体力」に感嘆したようだが)。
銭のことを考えると目が小銭の形になり、数多くのドケチエピソードをもつ。例として、数キロ先にある小銭を発見し、音や臭いで銭の真贋を判別できる。銭の単位がつけば掛け算や足し算を暗算でこなす。じゃんけんではグー以外出せないほどに一度掴んだ物を放さない。「タダ」「安い」等の言葉に弱く、「くれ」「払う」等の言葉に拒絶反応を示す、など数えればきりがない。
忍術は三人組の中では一番上手。学費と生活費のため日夜アルバイトに勤しみ、逞しく生きている。現在は土井先生と同居しているが、同居に至った経緯は不明。一説によれば放っておくとどんなアルバイトをしてくるかわからないため一緒に暮らしているらしい(コミックス2巻などで言及されている)。
忍術学園に入る前から40種類以上のバイトをしており、ほぼ毎巻バイトをしている。
1996年6月公開の、アニメ映画版第1作の冒頭でも登場するほど、女装がかわいい事でも有名で、pixivでも良く女装している画像が投稿されている。本人もバイトをする際、女の子の方が客に受けがいいということでよく女装している。