『アナタノ…カエリミチハ…ナイノ……。モウ…ナイノヨォ……!』
概要
艦これ2015秋イベント「突入!海上輸送作戦」、E-2海域「コロネハイカラ島沖」のボス。
イラストレーターは不明ながら、絵のタッチがbob氏に似ているとの指摘がある。
性能
その耐久は330、装甲は185に達する(※甲作戦最終時)。
打たれ強さなら戦艦棲姫を超え、空母水鬼に匹敵するレベルと言えるだろう。お前のような軽巡がいるか!
火力は83と常識的なレベルだが、それでも雷装109と合わせた夜戦火力は192に達する(※甲作戦最終時)あたり、攻めにも手を抜かない姿勢が垣間見える。また、魚雷を搭載していながら搭載する6inch単装砲(なお、神通など5500t級軽巡洋艦の主砲は全て14cm=約5.5inchである)は「副砲」のカテゴリであるため、カットインではなく連撃を放ってくるのも特徴。
さらに注目すべきは、深海棲艦としては初めて探照灯を装備した点。当該マップがクリアする上でボスを倒す必要が無いということもあって開き直ったか、自分に攻撃を引き付ける危険を冒してもこちらのカットイン成功確率を下げてくる。
ただ、今後戦力ゲージのあるボスの随伴に出てきた場合、当てられれば大破の艦娘とは違い、大和型でもお陀仏な火力を浴びても突っ立っているような、深海棲艦特有の段違いの装甲と耐久が猛威を奮う事は想像に難くない。
連撃を全て受け止められた挙句、深海側の探照灯の効果でカットイン失敗の上に彼女にダイソンされてしまい敗北、といったシャレにならない事態も想定される。事実、初登場時でも随伴が旗艦である軽巡棲姫をかばわず、全員が彼女に攻撃してB勝利もしくは敗北となり、輸送作戦に失敗したケースもあった。ただでさえ軽巡旗艦駆逐5の水雷戦隊かつ輸送作戦用のドラム缶を装備することによる攻撃力不足がネックなのに…
『クチオシヤ……ニクラシヤ……!』
容姿
全体として、史実の「コロンバンガラ島沖海戦」で戦没した神通に酷似した姿を持つ。ちなみにE2のラスボスポイントは史実における軽巡洋艦・神通の沈没地点である。(ルート固定艦でもある)
衣装は川内型改二のそれに似た袖無しセーラー服であり、左手には歯を剥き出しにした魚雷発射管と思われる艤装を構え、両腕の上にはいくつもの単装砲塔を乗せている。
また魚雷発射管の影からは探照灯らしきパーツが覗いており、ここでも神通との関連性を感じさせる。
そして最大の特徴は、顔の上半分を覆うマスクだろう。片側に縦に2つ(おそらく両側合わせて4つ)並んだ鋲状の点や額から生えた2本の太い角など、なかなか威圧的な意匠である。描き手の意図は不明ながら、「目」を隠されたその姿には意味深なものがある。
また砲撃時の台詞は神通(無印/改)のものと対になっている。
「来ないでって言ったのに~!」(神通)
『コナクテイイノニ…ナンデ クルノヨォォォ!?』
余談
現状、出現海域が「ドラム缶と総合戦績の計算による輸送ゲージの削減」なせいか、最終撃破時の轟沈セリフが存在しない今までの深海ボス勢としては稀有なパターンの存在。
今後、通常の撃破型の海域ゲージで登場した場合に実装される可能性はあるため、その一言がどうなるかも注目ポイントかもしれない。
関連イラスト
敢えてマスクを割ってその下を拝もうとするイラストも多い
鉄板ネタとして、神通とセットで描くパターンも人気。E2ルート固定艦として神通が選ばれているため、ゲーム内で神通と軽巡棲姫のタイマン勝負を目の当たりにした提督は少なくないだろう。
関連タグ
艦これ 突入!海上輸送作戦 深海棲艦 神通(艦隊これくしょん)
- 軽巡棲鬼
- …… 読みが同じであるためか、誤って「軽巡棲姫」のタグを付ける人がいた。なお向こうは向こうで二種類の軽巡の複合体でその片割れが神通の妹艦である。
- なお、気が早い提督は「このまま行くと軽巡水鬼はもしかして…」と妄想を働かせている。
- 深通さん
- …… 深海棲艦で神通と似るため定着しつつある。
余談
ニコニコ静画界隈では、「黒化」「仮面」といった要素からか件のゲーム・アニメの某キャラにちなんで「神通オルタ」という通称も浸透しつつある模様。