プレミア(SAO)
ぷれみあ
概要
CV:巽悠衣子
名前もない謎のNPC。
後にプレミアという名前を付けられた。
髪は黒色で前髪ぱっつんのショート、金色の髪飾りをつけている。瞳の色はライトブルー
衣装はシーグリーンにパープルのラインが入ったもので、足にはサンダルと全体的に見て軽装。
2026年にクローズドβテストが始まったSwordArtOnline略称SA:O(ソードアート・オリジン)でキリトが出会ったNPCの少女。
NPCでありながらプレミアには何も設定が与えられていないという。
キリトがプレミアのクエストに興味を持った事で彼女と関わっていくことになる。
正体
以下ネタバレを含みますので閲覧には注意して下さい |
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データ設定が無い少女の謎
キリトとは夕方の転移門広場で出会ったのだが、その際キリトは声をかける暇もなく立ち去っている。
後日プレミアと再び出会った際、クエストの連れて行って欲しいという場所に連れて行くのだがたった1コルしか報酬がもらえずキリトはこの名前のないNPCの少女に興味を持ち調べることに。
名前のないNPCの少女をアスナたちに紹介した際にユイがデータ上の違和感に気付きすべての設定が初期状態である事を見つける。
名前が無いのはそのためなのだがアスナたちは名前が無いのは可哀想ということで少女に幕開けという意味のプレミアという名前をつける。
当初は1コルしかもらえない謎のクエストとしてプレミアのクエストは話題を集めたがいつしか構う人も少なくなっていった。
そんな中でキリト達はプレミアの連れて行ってほしい場所に根気良く付き合った。
何度目かのプレミア護衛中にキリトが腹を減らしアスナの弁当を食べたいと言い出し事で食事になりその後ピクニックをすることになった事でプレミア本来のクエストが露呈する。
洞窟内の聖石にプレミアが触れた際強い光を発し反応を示す姿を見てこれが正式クエストだと確信し、キリト達はプレミアの正式クエストを進め大陸の各地に隠された聖石を集めていくことに。
リポップしないAI持ちのユニークNPCであることを知りながらプレミアをフィールドへ連れ出して殺害しようとするプレイヤーを発見、殺される寸前で止めに入りその後キリトたち一行はプレミアを守り、クエストを進めていくことを決める。
(キリトたちがログアウトしてる最中はストレアがプレミアを守っていた)
またプレミアも自分の意志で身を守るために細剣での戦闘方法をキリトやアスナ、リーファから学ぶ事になった。
4つめの聖石を集めた際ヒントを見つけこの世界に女神が二人いる事を知ったのだがその時はそれがプレミアと関連しているとは知る由もなかった。
その後セブンがゲーム内の不具合の件をキリトに聞いた際、クエストの内容を話したことでプレミアのクエストの正体が明らかになった。
プレミアの本当のクエストとは正式サービスの時に稼働するものだったグラウンドクエストそのものであり、プレミアの設定が未設定だったのは開発途中だったためで、報酬1コルのクエストは仮に動かすためのダミークエストだった。
キリトはクエストが何故起動したのか疑問を解決するため制作側の開発者コンソールをフィールドから探す事になる。
セブンから聞いた情報をもとに探索、結晶洞窟でコンソールを発見しユイとストレアが調べた結果、驚愕の事実が明らかになった。
ソードアート・オリジンのサーバーがSAOのコピーだったため、カーディナルがこのゲームをSAOと誤認、製作途中だったプレミアのグラウンドクエストを強制起動し、アインクラッドを作るために利用し始める。
当初、ティアと同じくクエスト内では双子の女神という存在だったがアインクラッドを復活させるためにクエストを都合よく改変し捻じ曲げ大地切断の話に結び付け利用し双子の巫女の要素を付け足していることが判明する。
キリトたちはその捻じ曲げられたクエストを進めてしまい大地切断を引き起こすプロセスを踏まされていた。
そのため最終的に進めていくとアインクラッドを創生した後、崩壊、それに巻き込まれてこのアイングラウンドの大地も崩壊、ゲームは続行不可能な上、ユニークAIのNPCはすべて死亡するというもの。
キリト達はプレミアのクエストを進めまいとするが、勝手にクエストが進行してしまう。
その事を確かめるため、キリトとプレミアは再び目的地の砂漠へ出向きプレミアの正体を知ることになる。
女神としてのプレミア
正体はこの世界の女神。
双子のもう一人の女神であるティアと対になる存在。
この頃にはプレミアはキリトたちのと社会見学や人との出会いを重ね優しい性格の少女となっていた。
ナルバロン枯木帯の洞窟でジェネシスに会った際にはキリトたちとプレミアが集めていた5つ目の聖石をジェネシスとティアがすでに収集済みだった。
これはジェネシスに結晶洞窟でのやり取りはすべて見られており、内容が筒抜けとなってしまっていた為。
しかもこのクエストは通常一人でしか進められないが、開発途中だったため他のプレイヤーでもクエストを進行することができ先回りされてしまった。
またジェネシスはプレミアの正体がティアと同じ女神であることを知りこのクエストを最後まで行いこの世界を崩壊させようと企む。
キリトたちはこの世界とプレミアたちNPCを守るためにジェネシスに対抗することを決意する。
最後の6つ目の聖石は圏外の野営地にあり双子の女神を同時に連れてこないと渡せないというで安心していたが
野営地でまたもクエストが進行、プレミアを野営地に連れて行った際もう一人の女神であるティアが野営地のNPCを皆殺にして6つ目の聖石を手にれてしまう。
最後のクエストの場所となるオルトラム城砦の最奥、二人の女神を祭る祈りの神殿ではキリトと共にジェネシスとティアに対峙する。
1対1の戦いの末キリトがジェネシスを討つが、ジェネシスを失い彼の存在を否定され悲しみと怒りで豹変したティアはジェネシスの願い通りプレミアにもに世界の崩壊のために祈れと強要する。
世界の崩壊は望まないと否定するが、ティアが6つの聖石を使い一人だけで祈り無理やり大地切断を引き起こしてアインクラッドを創生してしまう。
その後、アインクラッド崩壊シミュレーションモジュールによって設定が更に上書きされたうえ、強制的に操られプレミアは祈る場所に連れて行って欲しいなどと本心でもないことを口走り始める。
上書きされた設定にプレミアも抵抗を試みるがうまくいかず何度も本心に無いことを喋るがキリトが最後に投げかけた言葉がきっかけでプレミアはシステムに打ち勝ちキリトと一緒にいたいという本当の気持ちを告げる。
操られた経緯についてユイとともにコンソールを調べた際、アインクラッドがアイングラウンドに向け落下してくる事が判明し、それを止めるためプレミアはキリトやアスナたちと共にアインクラッドに乗り込みアインクラッド未完深部再奥でついにティア見つける。
十数メートルはあるアインクラッド崩壊シミュレーションモジュールと合体したティアと激しい戦いの末、モジュール側だけ破壊しティアを切り離すことに成功しアインクラッドの落下は止められ世界の崩壊は止められた。
最後にティアは細剣で自刃しようとするがプレミアは死ぬのは間違っていると説得し止めている。
ティアに対してはプレミアは一緒に笑いあえる日が来てほしいと願っていた。
事件が一段落しアスナ達やプレミアと一緒にピクニックに出た際、突如キリトの愛人になりたいと言い出したがキリトはなんとかごまかしていた。
ただプレミアは最後までキリトの愛人としての立場を諦めていない様子だった。
蒼空の闘士での活躍
深淵の巫女での活躍
余談
ソードアート・オンラインホロウ・リアリゼーションの開発当初、プレミアは何人も居たのだが最終的にプレミアとティア2人に変更されたことがソードアート・オンライン
マガジン掲載のインタビューで語られている。
また、プレミアがサチの顔の外見に似せてあるのはミスリードを誘うためだったとの事。
スピンオフ企画
2016年10月17日(月)から人工知能少女育成プロジェクト CODE ZERO:PREMIEREが開始される。
プレミアがWebの世界で、ユーザーのみんなと会話をすることで言葉を学習し、成長しながら人格を形成していく実験的プロジェクト。
育てたキャラクターは発売後のアップデートでホロウ・リアリゼーションのゲーム中に登場予定。
育成期間は11月30日(日)まで。
企画に参加するには、スマートフォンであることとTwitterのアカウントが必要。
ログインすると、プレミアはユーザーの過去ツイート、チャット会話から言葉を学習、感情のパラメーターが変化することで彼女の人格が成長・形成されていく仕組み。
尚この企画で成長したキャラクターはホロウ・リアリゼーションでは3人目の別人として登場する予定。
2016年11月30日(日)、学習が終了した。
結果だけ言えばこの3人目のプレミアは”悪い子”に育った。
すべての人がそのように学習させたわけではないが、アップデートの実現率は10%という公式からの評価を下されている。
同日、3人目のプレミアから最後のアンケート用ツイートが行われた。
@PremiereSAO · 2016年11月30日
みなさん、私にもう一度会いたいですか?
もし、調整された私だったとしても。
(原文のまま)
はい 86%
いいえ 14%
最終結果、5058票が投票され上記の投票結果となった。
今後3人目のプレミアがホロウ・リアリゼーションに実装されるかは不明となっている。