概要
誕生日/年齢 | 11月18日生 12歳(初登場時) |
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身長/体重 | 135cm/30kg |
スリーサイズ | B63/W50/H66 |
CV | 金元寿子 |
※SAOマガジンvol.6および電撃PSvol.669より
ロスト・ソングに登場するオリジナルキャラクターの一人。
弱冠12歳にしてVR技術の研究者を務める[天才少女]]。科学者として茅場晶彦に匹敵するといわれ、彼をVR技術の『闇』に例えるなら、彼女は『光』に例えられている。
アメリカで暮らしていたが、ロスト・ソングの途中で来日する。
リアルでの本名は七色・アルシャービンで、ロシア人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフである。そのため、「プリヴィエート(やあ)」「ダスヴィダーニャ(さようなら)」とロシア語で挨拶する癖がある。
SAO事件により発生したVRゲームへの風評被害を払拭すべく、リアルの姿と同様のアバターを使いALO内でVRアイドルとして活動している。
ALOの高ランクギルドである「シャムロック」のリーダーでもあり、ファンやギルドメンバーには映像や音声を伝える機能のついた羽飾りを渡している。
科学者でもある彼女がVRアイドル活動をしているのには、ある理由があるようだが……
ALOでの種族は名前付きキャラクターではシリーズ初のプーカ族。ステータス自体は貧弱であるため、ギルド内では専ら指揮に徹している模様。
目的
その目的は、自身が研究しているクラウド・ブレインのデータ収集。
これは、人の脳の演算能力をネットワーク上で一つにまとめ上げ、クラウド化・共有することでコンピュータのCPUには作り出せないハイスペックかつ情緒的な演算処理システムを構築するというもので、実現すれば一つの個体として意思決定の感情を持つ可能性もある(ただし脳内の共有化や精神操作は現時点ではまだ出来ないとの事)。
セブンは、アイドルとして偶像化した自分が難関クエストの踏破を主導することで人の心を一つにし、アミュスフィアの感情スキャン機能を用いて人の心がどこまでリンクするかの統計を測ろうとしていたのである。
そのため、自身のアイドル活動については「ごっこ遊び」と称しており、実験に利用する事も「互いの利益を分け合う純粋な交渉」と主張するなど、損得勘定で動いている一面もある。
キリト達にも真実を言えば協力してくれるという純粋な思い(と、行き過ぎたシャムロックメンバーが犯した不当行為に対するお詫びも兼ねて)でこの実験について打ち明け協力を求めたが、SAO事件に巻き込まれた経験から、しがらみに囚われずあくまでも「遊び」としてプレイしたいキリト達はこれを拒否。彼らと対立することになる。
スヴァルトエリアのラスボス攻略ではシャムロックメンバー全員が倒れてしまうものの、ファンやシャムロックメンバーに配っていた羽飾りに隠された機能(スヴァルトエリア内限定でメンバー全員のOSSとその熟練度を引き継ぐが、その代償として元の使い手は使えなくなってしまう)を利用してラスボスを単独で攻略。
だがその行為を、キリトには「多くのプレイヤー達のゲーム体験や経験値を奪った」、レインには「わたし達に用意された大事な遊び場をアンタの妙な欲望で汚さないで」と非難されてしまう。
それでも実験を強行するべくキリト達と直接対決することになるが、その最中にプレイヤーデータの集積が過多となった事で暴走、異形の姿となってしまい、キリト達にラスボスの代わりとして撃退される。
その後は元の姿に戻り、歳相応に泣きじゃくる姿をALO内の中継で晒してしまう事となった。
一連の行動は、天才として周囲の期待に応えるべく無理をしていたが故のものであり、本人は決して悪意を持っていた訳ではなかった(事実、違法な行為は一切行っておらず、実験の事こそ一般プレイヤーには隠していたが騙す意図はなかった)。
アイドル活動についても「ごっこ遊び」と評したものの、だからこそ「その空間・その場所に浸ろうと努力して演じられるから心から一つになれる」もので「純粋でとても気高い」と考えていた。
幸いにもALOの運営からは警告のみの処分で済み、その後レインが生き別れになっていた実の姉・虹架である事を知り、抱擁を交わした。
姉妹の心が通じ合っている事を抱擁の温もりから感じ取ったのを見て、キリトは 「それが本当のクラウド・ブレインかもしれない」 と語りかけたのだった。
過去
幼い頃は姉の虹架と両親の4人でロシアに住んでいたが、生まれながらにして天才的なIQの持ち主であったため、才能を伸ばそうとする父親と、普通の人生を歩ませたいと願う母親の意見の食い違いから、生まれて数年後、喧嘩別れする形で両親が離婚。強引に親権を奪った父親と共にアメリカへ移住しすることに。
そのため、母親と共に日本へ帰国した姉・虹架の事は覚えておらず、自分に姉がいることも知らずに育った。ただ、自身にロシア語の挨拶を教えた存在がいた事は覚えており、他ならぬ姉自身であったレインの告白でそれが実の姉である事を思い出した。
その後
ロスト・ソング含め本編クリア後にアップデートやDLCで参戦するのが通例となっている。
最初からいたら話が速攻で終わっちゃう脳みそだから仕方ない。
高確率で初期レベルでの参加となるため、性能の良し悪しに関わらずスタメン入りにはレベリングを強いられる。
ホロウ・リアリゼーション
《ソードアート・オリジン》の開発に携わる。彼女の知名度目当てによる事実上の名義貸しであったが、自身の信念に従ってあえてこの誘いを受けている。
それでも運営側としての権限はそれなり以上にあるようで、ピナやMHCP姉妹のオリジンへのコンバートやなど色々と便宜を図ってくれたり、今回の悪役に色々な意味でトドメを刺すなどその立場を存分に活かしている。
シリーズではいつも糞運営にこれでもかと苦しめられている分、今回の彼女は非常に頼もしく見える。
一方、一プレイヤーとしては科学者としての仕事が多忙なためキリト達と一緒にゲームを開始することができず、蒼空の闘士編からの合流となった。
今作でも本編クリア後にレベル1の状態で加入することになる。使用武器はALO同様に槍を扱う。
フェイタル・バレット
本編ではプレミアをGGOに送り出したものの相変わらずの多忙さにつき、SBCフリューゲル攻略成功の打ち上げで一行に祝電を送ったことが語られるのみ。
「雪原の歌姫」からようやく参戦、例によって本編クリア後の時系列での加入となる。
衣装はSF的なアレンジは入っているもののGGOでもフリフリのアイドル衣装「テクニシャンオブライト」。形状はSA:OではなくALOのものに近い。
光学ガトリングガンと長射程型の特殊光学ショットガンを使用。幼女+巨大武器=あざとさの塊である。
今回は個人的な人探しのために一時的にGGOへとコンバートしてきた一プレイヤー。しかし、ファンタジーよりも現実に寄ったゲームは初めてなのか、VR技術研究者としても興味津々なご様子である。
作中では姉ともどもイカジャム組と行動しており、フカ次郎とはALOでの友人。
彼女のことはフカちゃんと呼んでいるが本来ALOのフカはシルフの長身美女、おねロリktkr!
本来の天才児の片鱗を随所で見せており、ちびっこになったフカを即本人と見抜いたり勘で憧れの探し人の居場所を探し当てる他、周囲からキリトによく似てると評されている主人公にただ一人「初めて見るタイプ」と全く異なる評価を下している。
どこで間違ったか指切りげんまんをハリセンボン丸呑みと勘違いしているのはご愛嬌。
仲良くなると主人公に観察と称して添い寝してくるが完全にツンデレです、本当にありがとうございました。
ちなみに添い寝ではどっかでみたような眼帯つき軍人ウサギのぬいぐるみを抱えている。
ゲーム上の性能はてんこ盛りの回復スキルに火力を兼ね備えた殴りヒーラー(銃だけど)。
特に超高レベル帯で武器のランクが11になるとガトリングガンの火力が飛躍的に上昇する。
アイドル属性3人の共演アリ。
アリシゼーション・リコリス
一度はリストラされるもアップデートにて《冒険者》NPCとして実装。
ただし、七色・アルシャービン本人ではなく、あくまで彼女の模倣AIとなる(ドラマCD参照)。
初登場時と同様、追われてのご登場となる。今回は勧誘が強引な冒険者のパーティ。
メンバー入りの後は、休みの日はカーディナルの大図書室に籠もって研究に没頭している模様。
衣装は「探求者の槍」と「探求者の研究着」。原作のネギオを差し置いて(キリトを除き)唯一の槍使いとなる。
千年の黄昏
ルクス同様事件発生時はログインしておらず、本編クリア後に参戦。
本編ではプロローグにて起きた緊急事態に際して、半ば強引にキリト一行をログアウトさせようとした菊岡を遮り、彼に一行の行動を認めさせた。
これがなければガチで歴史改変が起きていたかもしれないことを考えると最高のファインプレーである。セブンちゃんマジ天才。
余談
ゲームのキャラクターCG作成上の都合から企画段階で身長、体重、スリーサイズまで決まっていた。
企画段階の初期イメージは世界征服〜謀略のズヴィズダー〜の星宮ケイトとの事。
2017年10月18日のニコニコ生放送、N高×電撃『ソードアート・オンライン』ゲームプロデューサー特別授業で二見氏により資料の一部が公開されている。
ロシア人で天才美少女科学者になったのは原作担当編集の三木一馬氏の発言によるものとか。
関連イラスト
残念ながら個別イラストは少なく、姉とセットのイラストのほうが多い。
関連タグ
サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。
ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。
作中設定 | 各VRマシン SAO ALO GGO オーディナル・スケール アンダーワールド SA:O |
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主人公 | キリト アスナ |
ヒロイン | ユイ シリカ リズベット リーファ シノン アリス ユウキ サチ |
キリトの仲間たち | ユージオ クライン エギル |
原作主要人物 | アルゴ キバオウ エイジ ユナ ロニエ ティーゼ 菊岡誠二郎 |
敵役 | PoH 茅場晶彦 須郷伸之 死銃 重村徹大 アドミニストレータ ガブリエル |
スピンオフ主要人物 | ルクス レン ナユタ |
ゲーム主要人物 | ストレア フィリア レイン セブン プレミア ティア ゼロ 主人公(SAO) レイ クレハ ツェリスカ イツキ デイジー リエーブル ペルソナ・ヴァベル メディナ ドロシー |
アプリ主要人物 | 主人公(SAO) シャム エリス エリシュカ ミスト コハル サーニャ イーディス シルヴィー ライラ |
イラスト関連 | abec 猫猫猫 黒星紅白 ぎん太 |
一覧 | ソードアート・オンラインの登場人物一覧 ソードアート・オンラインのカップリング一覧 |
評価タグ(イラスト) | SAO100users入り→SAO500users入り→SAO1000users入り→SAO5000users入り→SAO10000users入り |
評価タグ(小説) | SAO小説10users入り→SAO小説30users入り→SAO小説50users入り→SAO小説100users入り→SAO小説200users入り→SAO小説500users入り→SAO小説1000users入り |