概要
醜い容姿や言語障害のために故郷の村を追い出され、山賊の手先として生きるしかなかったが、村を襲うことにためらっていたところをリリーナに説得され仲間になる心優しい山賊。
エレブ大陸を舞台とした作品の中では「山賊」というクラスで味方になる唯一のユニットであり、必殺時には唯一のボイス(おたけび)がある。
仲間にする前に村を一つでも破壊された場合、仲間にならない。一足先に話しかけられるように早く移動させるか村から狙いを外させる等しておくとよい。
「おれ、ばかだから いろいろ ことば わからない」と本人が言う通り言葉をよく知らないためあまり上手く喋ることができず、自覚している通り賢くもなく、他人の名前などもなかなか覚えられないが、根は優しく、とても純粋で素直な性格をしており、子供のように好奇心旺盛。
リリーナとの支援会話ではリリーナがロイのことが好きだと言った瞬間、彼はショックでその場から離れてしまう。これを見た一部プレイヤーはリリーナを彼と引っ付けて美女と野獣カップルにした人もいたとか。
まあ、プレイヤー的に見れば魔王とフランケンシュタインのほうがイメージ的にはあっているかもしれないが。バアトルとの支援会話ではあっているような間違っているようなよくわからない指導を受け、多分強くなっていくような姿が描かれている。
ユニットとして
- ウォーリアー・バーサーカー系のユニットの中では最も極端な成長率でHPと力はカンストの可能性があり、速さも高く、守備と幸運も標準以上。しかし、技、魔防の成長率がとてつもなく悪い。そのため封印の剣における斧の特性上、命中率はからっきし。
- どういうわけか、選択したルートによって初期レベルが異なるユニット。初期値は一緒なので強く育てたい場合は9章の隣り合った村で左の村を訪ねるか、訪ねないでクリアするといい。
- 命中に難はあるものの、2回攻撃のうち1回でも当たれば十分な威力が出るので手数でカバー可能。
- さらにバーサーカーになれば必殺+30の強力な補正が掛かるので、キラーアクスで大暴れできる。支援次第ではソードマスター顔負けのモンスターユニットに化けることもある。武器や能力相性から封印の剣での敵の象徴ドラゴンナイトと相性が良く、地雷戦法で集団を一瞬で殲滅するなんてこともできる。しかし、先の命中の悪さから武器相性で敗北した場合はまるで駄目なのでバスター系や剣持ちのドラゴンナイトを見つけたときは要注意。
- HPと守備と速さの全てが標準以上でしかも高い山(ダメージ-2、回避+40)に登れるため、壁や囮としても優秀。先述の手数でカバーする方法やドラゴンナイトに対する強さも、もし攻撃が外れてもそうそう倒されることはないから、という点も大きい。