概要
「ダンガンロンパ十神」
とは、「ダンガンロンパ」シリーズの十神白夜を主人公とした、佐藤友哉の長編スピンオフ小説シリーズ。
上・中・下の全3巻。2017年2月完結。星海社FICTIONS出版。
カバーイラストは上・中が高河ゆん。下巻のみしまどりるが担当。挿絵はなし。
- ダンガンロンパ十神 (上) 世界征服未遂常習犯
- ダンガンロンパ十神 (中) 希望ヶ峰学園VS.絶望ハイスクール
- ダンガンロンパ十神 (下) 十神の名にかけて
あらすじ
「これは『世界征服宣言』だ。今から二十四時間以内に俺を殺すか、この世のどこかにいる『かわいそうな牛』を見つけ出せ」
己の偽者が放った『世界征服宣言』により、すべての権力を奪われ、“世界の敵”となった超高校級の御曹司・十神白夜を次々に襲う、“超高校級”の刺客たち。
一方、不気味な広まりをみせる謎の『絶望小説』によって、世界そのものも混乱の極みに達していた……!
(※「BOOK」データベースより)
特色
「ダンガンロンパ」「スーパーダンガンロンパ2」「ダンガンロンパ霧切」の登場キャラが入り乱れる他、佐藤友哉の作品のキャラも登場する。
色んな意味で佐藤友哉の作家性が濃すぎるため、佐藤友哉作品として評価される一方「ダンガンロンパ」の公式スピンオフとしてはどうなのかと、ロンパファンの間では長らく賛否が割れていた。
しかし「ニューダンガンロンパV3」発売直後に刊行された下巻「十神の名にかけて」により「この構造は間違いなくダンガンロンパである」という感想に収まった。