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編集内容:クソゲーオブザイヤーにノミネート

概要

2008年2月29日にLeafよりWindows用18禁アダルトゲームソフトとして発売されている。

ToHeart2XRATED』(以下、この項目における前作とする)でサブキャラクターとして登場したキャラを主にメインとした作品で、当作品にはそれらキャラをメインとした「本編」と小牧郁乃視点でストーリーが進む「郁乃ルート」、及び前作このみルートのノーマルエンドを引き継いだ「このたまルート」が収録された

前作とは逆に18禁PC版が先に発売されており、久寿川ささらが収録されていた事もあってか家庭用機版の移植は前作のPS2版→PC版の一年より長くなり、PSP版で久寿川ささらシナリオが収録された『ToHeart2』が発売されたさらに2年後、PS3版で前作とカップリングした形で移植された。

前作のビジュアルノベル形式とは違い、台詞等がウィンドウ下に枠で表示される方式となっている。ゲーム開始当初は、本編しか選択出来ず、本編の誰か一人クリアすれば、郁乃・このたまルートが選べるようになっている。基本的にバッドエンドは存在しないが、エロゲーなのにエロシーンが全く存在しないキャラクターが二人いる。

今作OPムービーは前作のムービーを今作キャラに置き換えたセルフパロディとなっている。

シナリオ

本編

メインキャラクター:ミルファ河野はるみ)、シルファ山田ミチルちゃる)、吉岡チエよっち)、菜々子まーりゃん柚原春夏

シナリオは前作で誰ともくっつかなかった状態で、かつほとんどの前作メインキャラクターとは知り合った状態となっており、「本編」は前作より半年後の秋頃のストーリーとなっている。

今作での状況は前作でのシナリオをどう進めてもたどり着けない状況となっており、一種のパラレルワールドな存在となっている。

シリーズのキャラクターのうち、小牧郁乃は登場しない。またPS3版で追加された羽根崎美緒もADでは一切登場しない。

郁乃ルート

メインキャラクター:小牧郁乃

ストーリーが郁乃の視点で進行する。前作愛佳エンド終了後の世界となっており、既に貴明と姉・愛佳が付き合ってる状態で始まっており、貴明は顔・音声付きで(オプションでOFF可能)登場する。

このたまルート

メインキャラクター:柚原このみ向坂環

前作このみルートの最後の選択肢で「このみは幼馴染」を選んだ世界である。貴明を巡ってこのみと環がどちらが先に落とすかで争う事となるが。

その他

セーブデータのタイトル

ADだとセーブしたときのシチュエーションによって、個別のタイトルがつく。 r /> 具体例を挙げると「君に首ったけ」「私を襲う黒い影」など。 r /> 色々なジャンルの主題歌ネタなどもあるので、いろいろな場所でセーブしてみると

面白いかもしれない。

当時起きたことをありのままに話すぜ

2008年の某オンリー即売会のアフターイベントでは、司会が「ADやった人」と挙手を求めた際、ほとんどの参加者が手を挙げるのだが、手を挙げた人のほぼ全員がかなりローテンションに手を挙げていた、なんてこともあった。

その理由として考えられるのは…

(ネタバレ注意)

主人公・河野貴明の性格が破綻していることにあることと思われる。

このことにより、この作品はクソゲーオブザイヤー2008年・エロゲ部門にノミネートされている。

(ここから先・クソゲーオブザイヤーのページからの引用です。ご了承ください。)

エロゲを嗜むなら知らぬ者はいない大作で、CG・音楽・キャラクターは全く問題無く、致命的なバグも無い。

しかしこれは前作のメインスタッフが全て残っているのにも関らず、

最も主人公の評判の悪かったライターをメインに据えたという点が大きな問題となった。

元々はせいぜい女性が苦手でヘタレ気味程度だったのがX-RATEDの追加シナリオ後半で強烈なDQN性が付加。

ADではそれが輪をかけて酷くなり、更に異様なキモさが加わって、極端に不快感を煽る人物となってしまった。

具体例としては

  • 「『あうあう』『あーうー』『○○ですぅ』『あうぅー!助けてお母さぁ~ん!』等の奇声」
  • 「女の子にあげる花を親がいざという時の為に預けてくれたクレジットカードで持ちきれないほど買う」
  • 「交換日記空逃げて友人に代筆を頼み、それがうけると友人に嫉妬」
  • 「他人の自転車を強引に借りて事故で壊し、苦情が持ち主へ行く」
  • 「その件で怒られるとヘラヘラ笑いながら『バイトして返す』(クレカは使わない)」
  • 「恋人の妹を恋人と間違えレイプ未遂」
  • 「女性が苦手なのにHで『次からはいきなりしても文句言わない、やらしい股間にしてやる』『下はもうオッケーなんじゃないのぉ?』」

等。これらに「ヘタレ力があるからモテる」という意味不明な免罪符が加わり、

どれだけ無責任な行動をしても「優しい」の一言で片付けられ、逆にヒロイン達の株を下げるという異質な事態となった。

(以上・引用でした。)

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