概要
ハイパーツールとはジェネシックガオガイガーのオプション装備『ガジェットツール』を参考にして作られた工具がモチーフの特殊道具。地球の技術では小型化及び内蔵する機能が再現できなかった為に、大部分が分割形式で運用されている。
ツール一覧
ガオガイガー及びその派生機の専用ハイパーツール
該当項目を参照。
宇宙用のディバイディングドライバーで、空間湾曲による戦闘フィールドの形成ではなく、回転するように空間を湾曲させる。空間の湾曲による対象の拘束、エネルギーの収束などに使用される。
ディメンジョンプライヤー
プライヤーズの合体形態の一つ。空間をねじ切り宇宙へと放逐する。Gハンマーの保持にも使用されたが耐え切れずに半壊。以降はカーペンターズに組み込まれるが、『覇界王~』では切り札のひとつに再使用される。
該当項目を参照。
該当項目を参照。
反中間子を用いて対象の分子結合を崩壊させ削り取る、鉋(かんな)型マテリアルトランスツール。Gハンマーの10倍の重量と、(人間が変異させられものである)ゾンダー核ごと削ってしまうためお蔵入りし、GSライドを外され物質瞬間創世艦フツヌシで保管されていた。フェイクGSライドと創世炉を積んだGギガテスクに対し使用された。 外伝小説「獅子の女王」で初登場し、「覇界王~>覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」でガオガイゴーによって再使用される。
削岩機型エマージェンシーツール。グラビティショックウェーブのコントロールが不可能になった際に使用し、Gハンマーの重力衝撃波を中和する機構を持つ。強力なグラビティバーストを発生させ、Gツールの活断ウェーブのエネルギー消散率を一気に高めることで一瞬にして減衰させる。
だが、緊急事態での運用でも暴走を引き起こす事態もなく、ゴルディマーグの開発成功もあり、使われることなく研究素材としてGGGアメリカ宇宙センターに移管されていた。
単純な中和ではないためか、合体ゾンダーロボに取り込まれて使われた際にはJクォースすら無効にした。Nonvar.43.2「金の牙、銀の爪」に登場。
後に保管先の全域双胴補修艦アマテラスの左胴部やグランドプレッシャーと共にゾヌーダロボに取り込まれてしまうが、『覇界王~』で重力衝撃波を防ぐ為に何らかの経緯で再使用される。
対象を内部に閉じ込め中性子星の中心核に匹敵する圧力で破壊するハイパーツール。第一ロックはプロテクトシェードの空間湾曲による強制閉鎖、第二ロックはブロウクンマグナムの回転機構によりロック機構を作動させて閉鎖、最終ロックは接合部のロック機構により閉鎖される。原種核やゾンダー核まで破壊しないようディスクXが参考にされている。
対象となるゾンダーのサイズに合わせ5種類のサイズが用意されているものの、より大きな目標には使えず、打ち上げにクライマー1を都合4基必要とする、ツールを受け止めるために複数の勇者ロボを必要とするなど行程が複雑化しすぎて扱いにくく、配備されるもこれ以降は使われなかった。起動時には国連事務総長ロゼの承認とプログラムのインストールを必要とした。
後に保管先のアマテラスの左胴部やゴルディオンモーターと共にゾヌーダロボに取り込まれてしまう。
超竜神専用メガトンツール
イレイザーヘッド
超竜神のみが使用するメガトンツール。一見するとミサイルのようだが、その実態は超振動によって爆発などのエネルギーを中和し、宇宙など被害が及ばない方向に放出させる装置であり、対象のエネルギー量に合わせてノーマル、L、LL、XLなどのサイズを使い分ける。
その他
カーペンターズ
プライヤーズを基に設計された作業用ロボット群。戦闘によって被害を受けた都市を速やかに再建する事を目的に開発された。6種類(プライヤーズ3種と溶接、接着、千手観音)のバリエーションを持ち、数千機量産された状態で万能力作驚愕艦カナヤゴに搭載されている。