「ジェーーーラシットォォォーーーーー!!」
概要
声:櫻井孝宏
その名の通りに嫉妬深い性格をしている。インサーンには学生時代から片思いし続けていたが、彼女が猿顔の一般市民に惚れてしまった事で嫉妬心を爆発させ、その一般市民を執拗に追い回すインサーンとの間で三角関係を繰り広げて大騒動を巻き起こし、ゴーカイジャーは多大な迷惑を蒙った。
その失態のためか第24話冒頭では地球のゴミ捨て場に投棄されており、民間人には生ゴミ扱いされたりもしたが、伊狩鎧がマーベラス達に薦めたたこ焼き屋の店主に拾われ彼のペットとなっていた。
紆余曲折を経てたこ焼き屋の弟子となるべく主人の母親との交渉に赴くも、宇宙人に対し一方的な偏見を持つ母親に反対されてしまう。しかもこの母親、冒頭でジェラシットを生ゴミ扱いした民間人でもあった。
更にそこへ何とも間の悪いことに行動隊長センデンが現れ「『元』とはいえ、ザンギャック構成員の癖に地球人如きのペットになってんじゃねぇ!」と激昂して大暴れし、事態はこじれる一方に。
そして戦闘中、センデンの放ったザンギャックバズーカからたこ焼き屋の母親を庇い死亡……
したかと思われたが、持ち前の強靭な生命力で生き延びた挙げ句「まぁここで死ねたら綺麗にシメられたんちゃうかとかは、僕自身も思うんすけどね」等と宣う。
事態収束後、ゴーカイジャー一行がたこ焼き屋を訪れるとそこにはたこ焼き屋の弟子として郷田龍司ばりにせっせと修行に励む彼の姿が……無かった。
たこ焼き屋によるとあの一件以降相思相愛の仲となったジェラシットとたこ焼き屋の母親は、事も有ろうに息子(及び師匠)を差し置いて駆け落ちした勢いで入籍。とある田舎で温泉旅館に勤めつつ幸せに暮らしている模様。あと近々子供が産まれるかのような描写まであった。
ちなみにその第14・24話の脚本担当は、「激走戦隊カーレンジャー」のメインライターだった浦沢義雄氏だったと言えば、納得していただけるかと思う。24話は宇宙人に対する偏見・差別・奴隷・迫害などの重いテーマをさりげなくちりばめてはいるものの、全編を通しての浦沢節は健在であった。
その後、第42話で雑誌「女星セブン」にインタビューが掲載されているのが確認できる。
その後
劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』にて再登場。何と魔空監獄に投獄されていた。地球人と仲良くしていた事がアクドス・ギルの目にとまってしまったのだろうと思われる。完全な出オチ要員ではあったが、ファンを喜ばせた。
また、その一年後に公開された映画『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー THE MOVIE』では1772年の江戸時代で登場する。何故そんな時代にいたのかは不明。
さらに、何と関連グッズとしてキーホルダー化され、根強い人気を保っていることが伺える。
ついには5作後の『動物戦隊ジュウオウジャー』のBlu-ray特典映像「スーパー動物大戦」にもその姿を現す。
アカレッドと共にスーパー戦隊の何たるかを教える…のか…?
講師として登場、成長した息子と共にスーパー戦隊を見ていたため、いつのまにか詳しくなった。
能力
嫉妬の炎をジェラシーパワーとして炎に変換し攻撃できる。必殺技はその炎を纏った手刀で切り裂くジェラシー炎斬り。
ただし特筆すべきは炎よりもむしろ異常なまでの「打たれ強さ」であり、ゴーカイジャーの必殺技を受けても平然と復活するわ、巨大化した状態でゴーカイオーの必殺技の連発を受け宇宙空間まで吹き飛ばされ、巨大な戦艦に衝突しても元のサイズに戻るだけで済んだり、ザンギャックバズーカの直撃を受けてもあっさり起き上がったりと、防御力(もしくはもっと単純に生命力)が並外れている。
後者の事態が起こった際にはゴーカイブルーにも、「お前、実はすごく強いだろ・・・」と呆れられながらツッコまれた。
関連タグ
ゴーマ3ちゃんズ(ギャグ要員、巨大化状態から生還、所属組織から離脱など類似点が多い)