錦鯉

にしきごい

錦鯉とは、普通の鯉を観賞用に養殖した変種である。

概要

観賞用に特化したカラフルな色をした魚で、金魚と同じくポピュラーな観賞魚である。

品種改良したものであるが、鯉の元々の生命力の強さはそのまま引き継いでる。

黒以外のコイを色鯉（イロゴイ）、特に赤い鯉を緋鯉（ヒゴイ）、特に観賞魚として色彩や斑点など、体色を改良されたものを錦鯉（ニシキゴイ）という。

ちなみにあまり知られていないが、日本の「国魚（国花の魚版）」である。

主な品種

紅白…白い地肌に赤の斑があるもの。

大正…白い地肌に赤と黒の斑があるもの。

昭和…黒い地肌に赤と白の斑があるもの。

写りもの…黒い地肌に白、黄色、赤のいずれかの斑があるもの。色によって微妙に呼び名が違う。

丹頂…頭部に赤い斑のみがあるもの。

変わり鯉…基本品種以外のものをいう。幅広い種類があり、ここには書ききれない。

これ以外にも沢山の品種がある。

創作での扱い

• 鯉の滝登り、登竜門の伝説から、錦鯉が転じた龍がいくつかの作品で描かれている。
• アニメーション監督押井守作品につきものの、象徴としての魚（『トワイライトQ迷宮物件FILE538』『サンサーラ・ナーガ2』）として登場した。
• 『ウルトラマンマックス』のタイニーバルタンが出現させた謎の「海獣」。
• 『古代少女ドグちゃん』第1話に登場した妖怪「鯉びと」のモチーフ。

関連イラスト

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