声:石川由依
※タグとしては「フィリア」が使われている。
概要
ホロウ・エリアに迷い込んだキリトが出会うソードブレイカー使いの少女。所謂オレンジプレイヤー(犯罪者)であり、人を殺したのだという。
出会った直後はキリトを敵と思い込み攻撃したが、成り行きで共闘した事がきっかけでホロウ・エリアの案内役となり、そのまま探索にも付き合う事になる。当初はオレンジプレイヤーとしての自覚からキリトに対し素っ気なく振る舞っていたが、共に戦っていく内に砕けた一面を見せるようになっていった。
宝探しが好きで、トレジャーハンターを自称。保有スキルも罠の解除など宝探しに関するものが多い。戦闘能力もなかなかのもの。
何らかの理由で、ホロウ・エリアから出られなくなっているようだが・・・?
関連タグ
正体
※以下ネタバレ注意
実はフィリアは、本当の意味でのオレンジプレイヤーではない。
彼女が殺した人間というのは、ホロウ・エリアにてテスト用にプレイヤーIDからコピーして生み出されたAI「ホロウ・データ」の自分自身、つまり自分自身のコピーであった。
第75層クリア後に発生したシステムエラーにより、ホロウ・エリアへ飛ばされたフィリアは、そこでホロウ・データの自分自身と邂逅。
本来、ホロウ・データは元となったプレイヤーと遭遇しないように、元となったプレイヤーが来ると自動的に消去されるようになっていたのだが、システムエラーの反動で正しく機能しなかったため、このような事態になってしまったのである。
錯乱したフィリアはホロウ・データの自分自身を攻撃してしまった事でエラーと認識され、システム的にオレンジプレイヤーと判断されてホロウ・エリアから出られなくなってしまったのである。
この真実を知るまで、フィリアは自分が本当の自分ではないのではないかと悩んでいた。
やがて同じオレンジプレイヤーであるPoHにそそのかされてキリトを罠に貶めてしまい、自身も殺されそうになったが罠から生還したキリトに助けられ、その後彼から真実を知る。
最終的に中央管理コンソールでエラーを解除した事により元に戻り、アインクラッドへ帰る事ができた。
キリトと出会うまでの約1ヶ月はSAOP1巻のアスナを上回る滅茶苦茶なプレイを強いられていたようで、ホロウエリアは右も左もモンスターだらけ、ダンジョン内の安全地帯で休もうにも一部のホロウ達がPKを行うせいで気が休まらないどころか満足に睡眠も取れないという極めて過酷な状況だった。
因みにリアルでの本名は琴音で、当初苗字は不明であった。フルネームが竹宮琴音と正式に決まったのは、ずっと後になってからである。
ReHF
イベントフラグが整理され、ストーリーの進み方が微妙に変わった。
また、トレジャーハンターの技能がゲームに反映され、フィリアがいれば本来敵を倒さなければ開けない宝箱を、発見されていない状態に限り中身を持ち逃げできるようになった。
ロスト・ソング
キリトと同じスプリガンで登場。本作ではトレジャーハンターとして見事名前が売れ始めている模様。
残念ながら性能の方は使用武器の都合から、同種族のはずのキリトと異なり器用貧乏気味。
かつて転移結晶呼ばわりされただれかさんからバトンを受けついでしまい、レアドロさん(レアドロップさん)呼ばわりされることも。やめたげてください。
PvPではホロウ・ボディ(ステルス)張って遠巻きから弓で不意打ちできる・・・かもしれない
ホロウ・リアリゼーション
2016年に発売予定の本作でも続投決定。