概要
KADOKAWAの4コマ漫画雑誌「コミックキューン」にて2015年10月号から連載中。それ以前にもやはりKADOKAWAの漫画雑誌である「コミックアライブ」にて2014年10月号から2015年9月号まで掲載されていた。これは「コミックキューン」がもともとは「コミックアライブ」綴じ込み付録であった、と言う事情がある。
あらすじ
動物に好かれる一方、コミュ障を患っている桜木ひな子が、それを克服しようと演劇に青春をぶつけようとするが・・・・・・・・・意気揚々と入学した高校の演劇部はつぶれてしまっていた。
そこで一念発起したひな子は、演劇部を復活させようとするが・・・・・・・・・集まってきたのはおかしな人物ばかり。こんなんで演劇部は復活出来るのだろうか?
キャラクター
桜木ひな子(さくらぎ ひなこ)
コミュ障にして動物からは懐かれる主人公。つぶれた演劇部の再建に挑むが・・・。
かつては故郷で人見知りでなぜかかかしをしており、今でもうっかりかかしのポーズを取ってしまうことがある。
家族は両親のみ(いわゆる一人っ子)(アニメ第1話の家族写真から)。
夏川くいな(なつかわ くいな)
声 - 富田美憂 誕生日:7/7
食べることと本が大好きな、ひな子のクラスメイト。ただ、本が好きすぎるあまり、それを喰い散らかしてしまうという奇癖あり。
演劇部再建の際は脚本家(兼女優)に回っている。
柊真雪(ひいらぎ まゆき)
声 - 小倉唯 誕生日:12/24
メイド服ばかり着ている、小柄なひな子の先輩。もちろん小柄であることを侮辱されると怒る。気が強い上、喫茶店でバイトしているくせに恥ずかしがり屋、と言う矛盾した一面を持つため、演劇部再建の際は裏方に回ってしまった。
萩野千秋(はぎの ちあき)
真雪同様ひな子の先輩。父親が舞台役者であり、4歳から舞台に立っていた。ゆえに演劇の世界ではちょっと知られた存在。高校生なのに、ひな子(とくいなと真雪)が暮らす下宿の大家。画伯の一面もある。
中島ゆあ(なかじま ゆあ)
声 - 高野麻里佳 誕生日:5/10
ワガママで高飛車なひな子のクラスメイト。千秋に憧れており、それ故に彼女と仲の良いひな子のことを目の敵にするが、根は素直でいい子。
黒柳ルリ子(くろやなぎ るりこ)
声 - 吉田有里 誕生日:8/7
ひな子の進学先である、藤宮高校の演劇部の顧問の先生。小学4年生。ただ放浪の旅に出ており、その結果演劇部は事実上廃部になってしまった。
テレビアニメ
2017年春アニメとしてTOKYOMX、サンテレビ、KBS京都、AT-XおよびBS11、さらにはテレビ愛知、ついでにテレビ愛知のお友達約1局にて放送。なお、ネット局はバイオレンスアクションアニメの「武装少女マキャヴェリズム」やダークファンタジーアニメ「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」と共通。この2作品とともにKADOKAWA系の作品であるが、これらの2作品とは「ルーツ」が異なる(本作はメディアファクトリー、2作品は角川書店)。
「コミックキューン」発のアニメとして初めての30分作品になる(これまでのアニメ化作品である「パンでPeace!」と「にゃんこデイズ」は5分程度のショートアニメという形態だった)。
スタッフ
原作 三月「ひなこのーと」(月刊コミックキューン連載/KADOKAWA刊)
総監督 高橋丈夫
監督 喜多幡徹
チーフディレクター 三瓶聖
シリーズ構成 浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督 植田和幸
サブキャラクターデザイン 柳沢まさひで
編集 丹彩子
音楽 橋本由香利
音楽制作 KADOKAWA
音響監督 稲葉順一
音響効果 奥田維城
音響制作 Ai Addiction
アニメーション制作 パッショーネ
プロデュース アニマアンドカンパニー
製作 ひなこのーと製作委員会
主題歌
オープニングテーマ「あ・え・い・う・え・お・あお!!」
作詞: 松浦勇気
作曲: 松浦勇気
編曲: 睦月周平
歌 - 劇団ひととせ[桜木ひな子(M・A・O)、夏川くいな(富田美憂)、柊真雪(小倉唯)、萩野千秋(東城日沙子)、中島ゆあ(高野麻里佳)]
エンディングテーマ「かーてんこーる!!!!!」
作詞: 宮原康平
作曲: 宮原康平
編曲: 久下真音
歌 - 劇団ひととせ