小喬(生没年不明。正史では小橋)は、橋公(三国演義では喬玄)の娘。大喬の妹。周瑜 の妻。
概要
『正史』では橋公の娘で周瑜の妻としか記述がない。ちなみに姉ともども、夫は早世してしまう。
史実では周瑜との間に子供がいたかは不明である。
『三国志演義』上では「江東の二喬」と呼ばれ姉の大喬と共に絶世の美女とされている。
赤壁の戦いで曹操が大喬と共にはべらせたいことを諸葛亮から聞いた周瑜は大変怒り、戦いを決意させたとされている。
また、孫策が周瑜に「『江東の二喬』は確かに美女だが、我等を夫にできる二人も幸せであろう」と言ったという逸話もある。
登場作品における小喬
『真・三國無双 』シリーズ
武器:扇
声:嶋方淳子
身長:160cm
年齢:16
一人称:あたし
呼び方:あなた、みんな(複数人)、〇〇さま、大喬→お姉ちゃん、曹操→曹操、おまえ
『真・三國無双2』から姉の大喬と共に参戦した。
喬玄の娘。無邪気で明るい性格。世間知らずな面があり、戦場においても常に夫・周瑜に寄り添い遊び気分でいる節がある。そのおかげか、戦場でも物怖じしない勇ましさを持つ。
初登場の2では年相応の高校生らしい性格だったが、シリーズを重ねる毎にどんどん幼くなっている。毎シリーズ、夫や姉には迷惑をかけてばかりだが、7では遂に魯粛まで困らせた問題児。また、このことから夫はファンからロリコン呼ばわりされているが、7本編でも曹丕の妻、甄姫からも指摘された。
「2」では緑基調にオレンジのポイントカラーの衣装で、キュロットと膝丈のブーツをはいて初参戦した。茶髪を一つに結んでいる。姉妹で性格がほとんど差別化されていなかった。
「3」和服の着物の帯をつけた、着物のような衣装になった。2に引き続き、緑基調×オレンジの衣裳である。のちの小喬のトレードマークとも呼べるカボチャパンツをこのシリーズから着用している。
「4」これまでの緑×オレンジ基調と異なり、白い中華服に赤のカボチャパンツをはいている。小喬にとっては一番呉らしいカラーの衣裳となっている。
「5」においては、プレイステーション3へ移行したため、システムの改変に伴い、ほとんどのキャラクターが大幅にデザインのイメチェンを図られた。小喬も例外ではなく、これまでの活発さを感じさせるデザインや色と大きく異なり、ピンクのワンピースを着たおしとやかなデザインになった。ただし変わったのは風貌だけであり、性格はまったく変わって変わっておらず、やんちゃなままである。
『MULTI RAID』シリーズでの覚醒した姿は小悪魔のような姿をしている。ショートカットの髪型の頭のサイドにツノが2本ついている(ツノが垂れ下がっており、頭の色と似ているためツインテールと勘違いされやすいが、短いショートカットヘアである)。後に復活した姉の大喬の覚醒後が天使となっており、対になっている。
「6」では新キャラの大幅増員、前作のリストラキャラの復活などキャラクターが大幅に増員されるに伴い、再度キャラクターデザインの見直しが図られた。小喬は性格通りの到来の活発なキャラデザインに戻った。オレンジ基調でかぼちゃパンツを履いている。小さな帽子や肩のケープが姉の大喬とおそろいになっており、姉妹である事が強調されたものとなった。
「6」では、ネタ要素の高い"お遊び衣装"がDLCとして複数配信されたが、『学園もの』をモチーフとした第1弾ではブルマ姿、『おとぎ話』をモチーフとした第2弾では赤ずきんちゃんといった非常にロリロリしいコスチュームをそれぞれ披露している。
「7」でもオレンジ基調にグリーンが入っており、大喬と同じく「3」に近いカラーとなった。
胸のリボンにブローチ、ジャケットにインナー、ブーツなど今作も大喬とおそろいの点が多い。
そしてトレードマークとなっているカボチャパンツは白で、こちらも色がおそろいである。
「7」の『職業』をモチーフとしたDLCでは、可愛らしい洋風メイド。
右は、雑誌『電撃PlayStation』のマスコットキャラクター「ポリタン」をイメージしたコラボ衣装。
また真・三國無双ブラストでは「転生」システムの第1弾として作製可能になった《江東二華》大喬に次いで《江東二華》小喬も作製可能となった。
姉である大喬同様、大人びた顔つきになっている。
『三国志大戦 』シリーズ
『恋姫†無双』シリーズの小喬
声優 大小つづら(PC版) 結本ミチル(アニメ版)
概要
PC版『恋姫†無双』から登場。大喬の妹で周瑜こと冥琳の恋人。呉の同盟の証として北郷軍へとやってくるが、冥琳から北郷一刀を骨抜きにしろと言う命令から北郷一刀に迫ろうとしたが、考えている事が声に出してしまい結局失敗してしまう。姉大喬と違い、小喬の方は気が強い性格の為、北郷一刀に気に入られようとしなくてはならないのに本音をポロっと言ってしまい大喬に注意されている。
また姉大喬と同じくPC版『真・恋姫†無双』には登場しなかったが、アニメ版ではアニメ版恋姫†無双に続き、そのまま登場している孫呉のマスコットキャラ。
OVAでは、アイドル担当として歌を歌っていた。