基本概要
雪蓮(孫策)とは断金の交わりの逸話に相応しい親友同士である。
声優はかわしまりの(恋姫†無双PC版や真・恋姫†無双(PC))/ 瑞沢渓(アニメ版恋姫†無双シリーズ)。
作品によっての違い
恋姫†無双
呉の先代の王である雪蓮とは幼なじみの親友同士であり、雪蓮の覇業に自らの知謀を捧げてきたのだが、雪蓮は志半ばで死んでしまう。
雪蓮の死後、雪蓮の妹である蓮華(孫権)が王になった後も冥琳は蓮華に仕えており、補佐自体はしっかりと行っているが、雪蓮の覇業を否定するかのごとく戦闘を極力避け、反董卓連合に参加しても消極的戦略を取る蓮華のやり方を否定し、対立している。
もっとも、『真』における雪蓮の独白からも、彼女が本心では天下に興味が無く、孫呉の平穏こそを第一としていた事には全く気付いていなかった様で、その事での致命的な擦れ違いが本作において取り返しのつかない行動に出てしまう事になる。
目的は北郷一刀を篭絡する事が目的だが、ぶっちゃけ二喬姉妹はあんまり役に立たず、一刀を篭絡するどころか全然呉に有利な情報すら引き出せず、挙句二喬は本筋からはフェードアウトしてしまい、真・恋姫†無双ではリストラされてしまうとは、冥琳も思ってもみなかっただろう。(まぁ、マジキュー4コマでネタにされるだけマシであろうが……。)
後に于吉に唆され、蓮華が北郷軍に捕まったのを契機に謀反を起こす。
だが、孫家を中心に纏まっていた呉軍を蓮華敗北のドサクサに紛れて無理やり掌握したに過ぎず、白装束集団の力を借りて北郷軍に戦いを挑んだが、結局敗退。
最後は城に火を放ち、雪蓮に懺悔しながら炎の中に消えていった……。
真・恋姫†無双
前作とは違い、雪蓮が存命であったり蓮華自身が雪蓮の方針を引き継いで呉を守っていく等、設定に変更点が多く、前作で描かれていた蓮華との対立は無くなった。というより真・恋姫†無双で180度評価が変わり、人気が上がったであろう恋姫キャラの筆頭格と言える。
今作で武器がムチであると設定された。ちなみにムチの名前は「白虎九尾(びゃっこきゅうび)」
軍師として実利を優先する現実派であるが、諧謔を解しユーモアのセンスもある。
とかく猛進しがちな雪蓮を冷静に補佐し、精神的にも彼女を支えている「女房役」でもある。
亞莎(呂蒙)と一刀の才能と本質を早くから見抜き、穏(陸遜)と共に二人を助け、名将へと育てることになる。
祭(黄蓋)とは冥琳が幼い頃からの知り合いで尊敬し、大事に思っているが、表面上は厳しく接する。特に祭が昼間から酒を呑んだり、仕事をサボっている時は容赦なく叱る。
また、呉ルートでは史実と同じく病死して雪蓮の後を追う形となるが、他のルートでは雪蓮同様死ぬことなく生き残る。
アニメ版
呉の軍師として、勢力拡大路線を行う雪蓮を廃して守旧派である孫静の擁立を企む勢力の粛清を行う。
真・恋姫†無双同様、雪蓮が健在あるのでゲームほど蓮華とは対立していない。
乙女大乱では雪蓮暗殺を阻止した亞莎に目をつけ、蓮華お付の軍師見習いにすることを雪蓮に薦めた。
また、酒好きな面がある描写があり、秘蔵の蜜柑酒を雪蓮に勝手に飲まれてしまい、一時期険悪な関係になった。その後、雪蓮との喧嘩の理由を聞き出すためやってきた祭を最初は追い返そうとしたものの、珍しい酒を持ってきたと聞いたとたん手のひらを返したように一緒に飲んだ。しかし、その一方でかなり酒癖が悪く、一緒に飲んでいた祭に思いっきり絡んでいた。
最終決戦では雪蓮の補佐として軍師であるにも係わらず戦場に出ている。
ちなみに、OVA版では聖フランチェスカ学園3年で囲碁部に所属。雪蓮の友人。OVA1で覆面を被って公孫賛軍のゼブラ軍師を名乗り、蓮華達の組と対決した。