1.概要
一般的に、前肢と翼が一体化したタイプのものを指す。
概して、コウモリのような皮膜の翼に、鏃(やじり)のように尖った尾をもつとされる。
もとは中世の紋章学において、王室の紋章であるドラゴンの代用として生み出された架空生物であり、伝承や神話には登場しない。ワイバーンの紋章は「強い敵意」を表す。
毒蛇を意味する『viper(ヴァイパー)』がその名の由来と言われている。
ファンタジーなどではドラゴンとしては低級の、全体として中級クラスのモンスターとして扱われる事が多く、作品ごとに多彩な設定が盛りこまれることが多い。大抵の場合はブレス攻撃(火炎の息など)を使わない方向で扱われている。
近年『モンスターハンター』シリーズで「飛竜種」というこれに近似した特徴(多くはブレスタイプの攻撃を持つ)を持つモンスターが登場し、「主役級」の扱いを受けることが多いが、彼らもゲームシリーズ全体ではやはり中級クラスの存在である。
しかしながら四足二翼よりいろいろと無理が少ないためか、ハリー・ポッターシリーズ、ホビットの冒険のように、ワイバーン形状の生物がドラゴンとして扱われる例もある。
2概要
もしかして→ワイバーン(ギア)