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松濤館流の編集履歴

2017-05-26 15:23:25 バージョン

松濤館流

しょうとうかんりゅう

松濤館流は、日本の空手流派の一つである。

概要

日本空手における流派の一つで、『剛柔流』『糸東流』『和道流』と並ぶ四大流派の一つでもある。

沖縄空手家である船越義珍(富名腰義珍とも)が、事実上開祖とされている。

船越は生涯、自らの流派を名乗らず「無流派主義」を貫いたが、彼の系統は一般にこの名称で呼ばれ、その開祖と見なされており、最初に本土に渡り開かれた流派とされている。

船越は、琉球古武術『手(ティー)』の一つ『首里手』の達人である安里安恒に師事しており、そのため首里手の特徴を多く受け継いでいて、意識しない自然な呼吸法と関節のバネを活かした「関節躍動」による、素早く大きな動きが特徴であり、足技が多いことで知られる。


また、船越は講道館柔道の創始者である嘉納治五郎と親しかったことから、天神真楊流起倒流などの柔術の技法も組み込まれているとされ、船越の弟子であり『日本空手協会』の初代主席師範であった中山正敏は、空手が競技化し武術としての技法が失われることを危惧して、養神館合気道塩田剛三から体捌きの指導を依頼したこともあり、合気柔術の技法も組み込まれているとされる。

現代において世界中にまで広まっており、一番多く人々に学ばれている流派とされており、一般のみではなく自衛隊などでも指導されている。


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