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1422系の編集履歴

2017-06-11 00:15:44 バージョン

1422系

せんよんひゃくにじゅうにけい

近畿日本鉄道の通勤形車両の1つ。「1422」という中途半端な数字になっているが・・・

「1422系」とは、鉄道車両の系列の1つで、近畿日本鉄道が使用している。ここでは近鉄1422系のほか、派生系列の近鉄1430系、近鉄1620系についても解説。


車両の概要

近畿日本鉄道が保有する赤白ツートン・VVVFインバータ制御の通勤形車両には、三菱電機製の機器を搭載したものと、日立製作所製の機器を搭載したものの2種類があり、このうちの前者が1422系・1430系・1620系にあたる(ちなみに後者のグループは1020系1026系1220系1252系などが該当)。形式が「1422系」となっているが、これは試作車で当系列と全く形態が異なる2両編成1本が1420系」の1421編成を名乗っており、量産車としてその続番としたためである(なお、登場時は1250系を名乗っていた)。このグループは1984年から1997年までに2両固定編成21本、4両固定編成5本、6両固定編成1本、合計68両が製造された。車体は試作車・1420系の鋼製車体からアルミ合金車体に変更された。


おおまかな区分分けは以下の通り。

  • 1422系:2両固定編成で、6編成が在籍。電算記号はVW。歯車比は6.31と大きく取っている。
  • 1430系:2両固定編成。全線共通車体標準仕様車。1435系、1436系、1437系、1440系と細かい区分があり、これを合わせて15編成が在籍。電算記号はVW。歯車比は5.73になった。
  • 1620系:20番台は4両固定編成で、5編成が在籍。40番台は6両固定編成で、1編成が在籍。電算記号は4両編成はVG、6両編成はVF。歯車比は5.73。

そして1430系の細かい区分は次の通りとなっている。

  • 1430系:基本形態。VW31~34編成。
  • 1435系:補助電源装置をMG(電動発電機)からSIV(静止形インバータ)に変更し、これは以降の編成にも反映。VW35編成。
  • 1436系:台車をシュリーレン台車からボルスタレス台車に変更し、これは以降の編成にも反映。滑走検知装置搭載。VW36編成。
  • 1437系:VW36編成とは異なり滑走検知装置は非搭載。VW39・41~45編成。
  • 1440系:1437系のうちワンマン運転対応改造を施したもの。VW37・38・40編成。VW40編成が最初の改造車だったため「1440系」となった。

現在の運用

三菱電機製の機器を搭載したこのグループは、製造当初から近鉄大阪線近鉄名古屋線系統で活躍。このうち1230系のVW31・32編成は主に近鉄信貴線で、1620系はトイレを装備していない関係で主に近鉄大阪線青山町駅以西で活躍している。


関連項目

近畿日本鉄道 近鉄 鉄道車両の形式の一覧 VVVF

1020系1026系1220系1230系1252系 5800系

近鉄1422系:表記揺れ

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