概要
三重県伊賀市阿保(あお)にある近畿日本鉄道大阪線の駅で、名張駅が管理する。
駅番号はD53。
スルッとKANSAIの境界駅で、当駅以西で利用可能だった。
※ただし、2017年3月31日をもってスルッとKANSAIカードの発売を終了、2018年1月31日には利用を終了し、廃止なった。
カード全体の発売終了に先駆けて販売終了となった3dayチケット・2dayチケットの使用可能な東限であった。
特急以外の電車が停車する。運用的にも多くの急行電車がここで折り返すため、大阪輸送統括部の事実上の東限(当駅以東は名古屋輸送統括部の管轄)である。当駅を跨いで運転される急行電車は、突発的な運用変更の事態などを除き通常はトイレ付の車輌が必ず連結される。
駅の北側には高安検車区青山町車庫がある。
駅構造
島式2面4線ホームで、10両まで発着可能。
隣の駅
※快速急行以下すべて共通。
伊賀神戸駅(D52)← 当駅 →伊賀上津駅(D54)
なお、改札口は上り線南側にある駅舎に1箇所のみ設置されている。ホームとは地下通路で接続。
ダイヤ面における特徴
当駅折り返し電車が多い。
朝から日中に当駅折り返しの急行が1時間あたり1本運転され、早朝と夕方以降は当駅折り返しの快速急行もしくは急行が1時間あたり1-2本運転されている。
朝夕に当駅から名張・伊勢中川へ折り返す普通電車が運転されている。
一部の快速急行はこの駅で後ろの車両を切り離す。切り離した車両は青山町車庫に入庫されるか名張駅まで回送、もしくは当駅折り返しの普通電車として運転される。
特急電車は通過するが、2015年3月25日のダイヤ変更から、早朝にこの駅を回送として発車する伊賀神戸発大阪方面行き特急に乗車可能となった。伊賀神戸駅からの特急券で乗車できるが、当駅では特急券が発売されていないため、他の特急券発売駅で前売りで購入するか、携帯電話による近鉄特急チケットレスサービスを利用する必要がある。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は1,996人である(三重県統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 3,112人 |
2009年(平成21年)度 | 2,876人 |
2010年(平成22年)度 | 2,704人 |
2011年(平成23年)度 | 2,594人 |
2012年(平成24年)度 | 2,506人 |
2013年(平成25年)度 | 2,416人 |
2014年(平成26年)度 | 2,252人 |
2015年(平成27年)度 | 2,130人 |
2016年(平成28年)度 | 2,048人 |
2017年(平成29年)度 | 1,492人 |
2018年(平成30年)度 | 1,996人 |