桑名駅
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くわなえき
三重県桑名市にあるJR関西本線・近鉄名古屋線・養老鉄道の駅。この記事では三岐鉄道北勢線の「西桑名駅」についても解説。
三重県桑名市にあるJR関西本線・近鉄名古屋線・養老鉄道の駅。駅の出入口は東口・西口の2か所だが、橋上駅舎は東口のみである。
東西自由通路設置と駅舎の移設工事を経て、令和2年8月30日に自由通路の共用が始まった。これによりJRと近鉄の改札口などは分離される一方、JR東海からも西口への移動が楽になっている。
このあとホーム改築工事を行い、JRと近鉄はそれぞれ島式2面4線の待避可能駅に改良予定であり、間の島式1面2線は養老鉄道と三岐鉄道が入る予定となっている。
尚、名古屋駅へは近鉄名古屋線経由で行った方が早い(運賃はJRの方が安い)。
駅構造
JR東海
番号はCJ07。
単式1面1線と島式1面2線の複合2面3線の駅。
近畿日本鉄道・養老鉄道
名古屋線の駅番号はE13。
島式2面4線の地上駅。4番乗り場を養老鉄道、6~8番乗り場を近鉄が使用する。
かつては切り欠きを持つ島式ホーム1面と、養老線(養老鉄道の前身)が使用する単式ホーム1面、合計2面4線の構成で、のちの駅改良工事で5番乗り場が閉鎖され、単式ホームの西側に1線を増設して現在の島式2面4線になった。5番乗り場が現状、欠番になっているのはこのためである。
東西自由通路設置以前は、4番乗り場・6番乗り場の間に近鉄⇔養老鉄道間の中間改札が設けられていた。
急行以下の列車は全列車停車。特急列車は主に乙特急が停車する。
利用状況
近況
- 当駅~名古屋間はJRの利用が増加しており、近鉄は養老鉄道などの分社化の影響で減少傾向にある。
JR東海
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は4,845人である(JR東海移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)2023より)。。
- JRの三重県の駅では最も多いが、近鉄の同駅や近鉄四日市駅などより少ない。
近畿日本鉄道
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は18,450人である(近鉄 令和4年度移動等円滑化取組報告書2023より)。。。
- 三重県内の近鉄の駅では近鉄四日市駅、津駅に次いで3位。
年度別利用状況比較表
事業者名 | JR東海 | 近畿日本鉄道 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 4,281人 | 8,563人 | 25,810人 |
2009年(平成21年)度 | 4,590人 | 9,179人 | 24,232人 |
2010年(平成22年)度 | 4,678人 | 9,355人 | 23,830人 |
2011年(平成23年)度 | 4,729人 | 9,458人 | 23,716人 |
2012年(平成24年)度 | 4,757人 | 9,515人 | 23,828人 |
2013年(平成25年)度 | 4,809人 | 9,618人 | 24,168人 |
2014年(平成26年)度 | 4,717人 | 9,435人 | 23,596人 |
2015年(平成27年)度 | 4,826人 | 9,652人 | 24,426人 |
2016年(平成28年)度 | 4,931人 | 9,862人 | 24,557人 |
2017年(平成29年)度 | 5,037人 | 10,075人 | 24,101人 |
2018年(平成30年)度 | 4,981人 | 9,963人 | 24,724人 |
2019年(令和元年)度 | 4,915人 | 9,829人 | 24,657人 |
2020年(令和2年)度 | 3,562人 | 7,124人 | 18,334人 |
2021年(令和3年)度 | 3,750人 | 7,500人 | 17,455人 |
2022年(令和4年)度 | 4,222人 | 8,444人 | 18,450人 |
2023年(令和5年)度 | 4,845人 | 9,690人 |
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