概要
ヴェパール(Vepar)とは、ソロモン72柱の魔神の1柱で、地獄の29の軍団を率いる序列42番の大いなる公爵である。別名として、ウェパル(Vephar)またはセパル(Separ)とも呼ばれる。
その力にふさわしい人魚の姿で現れる。海の統治者であり、海賊などに襲われている船を助けたりする。また召喚者の求めに応じ、海に大嵐を巻き起こしたり、船団の幻を出現させることもできる。人の傷口を化膿させて蛆をわかせ、3日で死に至らしめることもできる。『悪魔の偽王国』によると、逆にその傷を直ちに癒すこともできるとされている。
女性の姿で出現する事が明言されている数少ないソロモン72柱である。
創作での扱い
女神転生シリーズ
初出は『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』で種族は”精霊”。メロウの色違いのピンク色の半魚人の姿で登場した。『ラストバイブル』はヴェパルという名でやはり半魚人の姿。『ラストバイブルⅡ』ではカジキの頭部だった。
足洗邸の住人たち。
H.N.「水妖記(フーケー)」。尖った耳をした女性の姿の悪魔。中央七支柱第七軍団長の大佐「海洋大公」で、400年前が舞台の「いろは双紙」では沙悟浄ポジションだった。
千年戦争アイギス
魔神ウェパルとして登場。
悪魔娘名鑑
ウェパルと紹介。