概要
機動救急警察ハイパーレスキューが所有する可変型ウォーカービークル『ドライブヘッド』シリーズの2号機。形式名称は『ドライブヘッド02 レスキューバックドラフト』。ドライバーは西園寺指令の甥である矢倉タイガ。コアとなる車両『ファイヤーバイパー』と合体してこの形態となる。
基本構造と変形パターンはソニックインターセプターやホワイトホープと企画統一されているが、ソニックが対ウォーカービークル戦と機動力重視、ホープが換装による多目的機能に対して、カーフォームは前輪4つ、後輪大型2輪。耐火、耐熱、耐圧性能と爆風に耐え抜くパワー、耐久力重視に設定。熱源や電磁波を感知するセンサー類も強化されていると推測。既存の消火方法だけでなく、氷塊をサッカーボールに見立て蹴りあげるなど臨機応変に対応する。
また、消火補助支援型サポートビークルであるファイヤートラックとのシンクロ合体が可能で、この形態は『レスキューバックドラフトブースターキャノン』と呼称される。
だが、ソニックインターセプターのテスト中、ウォーカービークルモードへ変形に大人のドライバー候補生がドライブギアに拒絶され、ロールアウトされても肝心のドライバーが選出されない問題により頓挫する事態が発生。2ヶ月以上も滞っていたが、ギアの音色を聞き取れる者がリンクレベルが高いドライバー適合者と判明した事で、時間を掛けて抜擢。とある複合事故に必要と西園寺司令が受領前倒しでホープと同時に出動許可を承認させた。
物騒すぎる名称だが、その現象から人々を救う意味を込めたものだと3話で明言されている。
装備
ウォーターマグナム
銃身が長い消火用放水銃。射程はソコソコあるが、切り替えにより対象を凍結、氷塊を生成、車両火災程度は発泡消火剤で瞬時に消し去る。
だが、全自動自動車韋駄天確保の為に科学消火剤を散布したが、AIの判断で高速道の隙間を潜り抜け後から追ってきたソニックをスリップさせてしまい、大規模火災では十分に威力が発揮できず、弾切れになる場合もある。
レスキュークロー
金属製の爪。マニュピレーターを圧壊させない保護用ではあるが、劇中では江古山のゴンドラ救助に崖下りで使用するまで使われる機会が無かった。描写を見る限り消耗品に近い。