ホワイトホープ
ほわいとほーぷ
機動救急警察ハイパーレスキューが所有する可変型緊急ウォーカービークル『ドライブヘッド』シリーズの3号機。形式名称は『ドライブヘッド03 ホワイトホープ』。
基本構造や変形パターンは、ソニックインターセプターやレスキューバックドラフトと企画統一されているが、ソニックが対ウォーカービークル戦と機動力重視、バックドラフトが耐火、耐圧性とパワー重視に設定されているのに対して、現場の状況に応じて救助装備を換装する多目的機能を優先している関係上搭載装備は少ない。また安全確保からカーフォームでのメイン動力は電気で、タイヤの本数も4輪である。重量自体は20tに満たない。
専用サポートビークル『レスキューヘリコプター』とシンクロ合体して『ホワイトホープスラスターエンペラー』となるが、受領前の出場が災いしプログラミングなどが完成していなかった。その後実働データから土木関連で力不足が露見した為にレスキューブルドーザー、レスキューチェーンソーを用いてホワイトホープヘヴィーブレード、ホワイトホープヘヴィーストロンガー、又は同時合体したホワイトホープヘヴィーブレードストロンガーへと対処した。
他の2体と異なりコアとなるバイパーが2台と異例の事態になっている。これは適合者ドライバーが双子の姉弟である事にも起因する。ミコトが搭乗する『ホープバイパー2号』は要救助者を助ける人命救助に特化し、ジンが搭乗する『ホープバイパー1号』は周りの建造物を壊し道を形成する間接的な救助補助に特化する。現場急行する際はエネルギー消費を押さえる為に1台はトランスポーター内部で待機する。
ホープバイパー1号はヒロイテックな頭部デザイン、ホープバイパー2号は看護師に近い女性的なデザインに仕上がってる。
ホープバイパー2号ver.
後にサイクロンインターセプター同様に強化改修案『MKⅡ計画』の企画方針に則り多目的機能向上索摘型のホワイトクリスタルホープへと生まれ変わる。
インジェクトガン
巨大な注射器型の多目的銃。密室の空気を吸い出す事は勿論、圧縮空気弾で物体を破壊、速乾性発泡剤を発射して衝撃を和らげ、バーナーに変化して鉄骨を補修する、噴出した溶岩を一時的に塞き止める、対ウォーカービークル用ワクチンの直接注入、栄養剤、コーキング弾、スプレット弾射出など用途は様々。スラスターエンペラーでも継続して使われる。21話では土砂崩れを防ぐ補整の為に強化改修中のホープに代わりサイクロンが使用した。
TVシリーズ化前で展開していた初代ドライブヘッド(NEXTSTAGE)でのナンバリングでは『01』。つまり第一弾で発表されている。一部カラーリングが異なるが、頭部(ホープバイパー1号)や武装自体はまったく同じものである。
同じ仕様ということで装備の少なさが災いしてかその他のドライブヘッドシリーズと比べると見劣る部分が多く、唯一売れ残っている。
しかし、ドライブヘッド版ではホープバイパー2号への換装遊びができるため遊びの幅は増えており、更には売れ残っているせいかお求め安く、武装が少ない分シンプルで遊びやすいため初めて触れる人にはピッタリと言える。