概要
機動救急警察ハイパーレスキューが所有する可変型緊急ウォーカービークル『ドライブヘッド』1号機。形式名称は『ドライブヘッド01 ソニックインターセプター』。
通常はコアに相当する一人乗りパトカー『ソニックバイパー』と合体した巨大なローダーだが、必要に応じてウォーカービークルフォームに変型(フォームチェンジ)する。
但し、鍵の代わりにドライブギアと呼称する通信モバイルをハンドル中央クラクション部にセット、ドライブバッジ部分をプッシュすると起動する。帰還後は小回りが出来ずターンテーブルでバックする必要がある(後退は可能)。
軽量化による機動性を重視した作りにより、脹ら脛の一部がサスペンションなど剥き出しに成っている8輪仕様(前輪4、後輪4)で、自重量を支えられる浮島を利用して連続飛びも可能。カーフォームの最高時速は250km/h、ウォーカービークルフォーム時は261km/h前後。一応は対ウォーカービークル用ではあるが、あらゆる事件や災害から迅速に対応する。
また、支援サポートビークルであるソニックジェットとのシンクロ合体も可能で、飛行機能も付与される。この形態では『ソニックインターセプタージェットバーニアン』とやたら長い呼称となる。
だが、ロールアウト時はカーフォームの基本操作は順調であったものの、シミュレートで成果を挙げた大人の候補生9名を悉くOSであるドライブギアに内蔵された回路によりウォーカービークルフォームになった途端にフリーズを起こして拒否し続け、歩行すら満足に歩かせない状態が続いたが、開発者であるジョーの息子ゴウがギアの語りかけに幾度も呼び寄せられた後、化学火災事故で出動した際に十分な成果を果たした事で彼専用機となる。後に彼が持っている資質が起動に結び付いていた事実が明らかになる。
ところが、ドライブヘッドやジョー、西園寺に深い恨みを持つ元機動救急警察職員刈狩操る戦闘用ウォーカービークルのレーザーサーベルによる一方的な攻撃で左腕と左脚を切断、中破させられる。更にはサーモアイの熱源反応が疑似火災と敵機の熱と同一視する弱点も露呈し、爆破予告など計画的な計略もあり一敗地に塗れる結果となってしまう。
その後、技術部門の作業により機体の修復と此までの実働データからバージョンアップを図られ、サイクロンインターセプターとして生まれ変わる。
余談*
NEXTSTAGEでのナンバリングは02。ホワイトホープの次に作られている。ドライブヘッド版と比べると一部装備が外されパトランプブーメランのみになっており、頭部は量産機に近い印象である。
対してDH版ではリボルバーとソニックワッパーが追加、頭部もヒロイテックなデザインになっている。
サイクロンインターセプターとブラックマックスの劇中での付属品になるのだが、プレミア価格になってしまった本機体は中古で高額になっている。リボルバーとソニックワッパーの再収録は限定を除き未だ無かったが、後継機に改めて採用された。
基本データ
全高:11.528m
全長:5.094m
全幅:8.238m
重量:18.350t
※『NEXT~』より抜粋
装備
パトランプブーメラン
カーフォーム形態の後部に備えられたV字型パトランプ。本来の役割を兼ねながらも、ウォーカービークルフォーム時は背部に備え付けられ鉄筋コンクリートの塊をも粉砕し、無数の木々すら寸断する。ジェットバーニアンでも使用される場合がある。有効射程圏内は200m。
ソニックワッパー
対ウォーカービークル用の巨大な片手錠。基本的に捕縛用だが、他の作品とは違い、グリップ部分を伸縮させ敵を捕まえ、ロープ代わりにもなる。刈狩操る戦闘型ウォーカービークルにはレーザーサーベルで切断されるも、引き続きサイクロンにも採用され、ブースターソニックワッパーとして強化改修した。
リボルバー式ピストル
対ウォーカービークル用の巨大な拳銃。基本的な威力も他作品ものと略同じだが、通常弾はハイパワーラバー製で、スタンガンとしても機能し、ネット弾も併用してウォーカービークルの動きを停止させる。射撃の際は左右どちらでも撃て、人為的な発破にも使われる。
関連タグ
サイクロンインターセプター…強化改修機。
ソニックインターセプターブラックマックス…プロトタイプの改修機。